2025.1.06
人は「個」でもあり「集団」という大きな一つでもある。
明けましておめでとうございます!
今年も宜しくお願いします。
管理人には、以前ある人から「豊かさとは?」という課題を戴いた。
それから何度も何度も考えていた。今も考えている最中。
そこで気が付いたことがある。
全体が豊かになりすぎると、悪いことやエゴ、または解決しなくてはいけない問題点を覆い隠してしまうということ。
つまり「豊か」「綺麗」「楽しい」という言葉で、ネガティブなことは表からは見えなくさせてしまう。
人は「個」でもあり、「集団」という大きな一つでもある。
大きな社会全体では「個」よりも「集団」が優先され、その雰囲気で「個」は完全に支配されてしまう。
違う言い方をすれば、全体で「個」は平均化されてしまう。
そのことで問題点は表面上かき消され、知らない間に小さな問題点が大きく成長し、あるとき爆発してしまう。
その結果、いつのまにか崩壊へと繋がる。
逆に、貧しさは解決しなくてはいけない社会問題が常に沢山ある。
これらは絡まった紐のように複雑化し、どこから手を付けて良いか分からないことも多い。
この状態では人々を貧困や絶望へ突き落す危険性がある。
しかしその中でもよく見渡すと「希望」という光は微かに見ることができる。
ただこの希望は「集団」や「全体」の中に覆い隠されおり「個」の中にある可能性が高い。
それでも「希望」というのは共感を生みやすい。だから例えオセロのように盤面が多くの黒色で支配されていても
状況次第では徐々に白色へひっくり返すことも可能なのだ。つまり希望が広がっていく可能性が十分あるのだ。
それに伴って人は「本当に大切なもの」を社会全体で学ぶことが出来る。
豊かさと貧しさは表裏一体。
これは「陽の中に陰があり、陰の中に陽がある」と同じこと。
そして、人は「個」でもあり「集団」という大きな一つだわ。
ミクロとマクロの視点は常に意識しなければいけない。
これはとても重要な視点!!
忘れずに書いておかなくちゃ!!