2024.11.01
「大願」には社会を活発化させ新しいものを生み、
人々の心に気づきと発見を与え、生活を豊かにする力がある。
重要なことに気が付いた。それは、
一人一人が「大願」を持つということ。
このことは書かなければいけないと私の中の何かが突き動かしてくる。
上手く書けるかな?
この気づきのきっかけは、本編の「モノづくりの世界」を追求していた時の事。
日本の社会は「部品大国」であり、完成した製品つまり総合技術のメカトロニクス製品を作る会社が少ないということ。
そして今のモノづくりの世界で必要なのは、メカトロニクス製品を作る発想力と設計者が必要ということ。
日本では国産車がない時代に国産車開発を夢見たトヨタ自動車創業者「豊田喜一郎」みたいな人で、
最近ではスティーブ・ジョブズやイーロン・マスクのような人。
※メカトロニクス製品というのは、機械工学、電気・電子工学、情報工学の知識を融合させた技術分野で
例えで言ったら、自動車、ロケット、飛行機、電子機器、医療機器など完成された製品。
豊田喜一郎、スティーブ・ジョブス、イーロン・マスクに共通していることは、
設計者(技術者)という以前に、「将来の人々の幸せを願って製品を開発していった」ということ。
大願があったからこそ、その才能を活かし社会を動かすほどの大きなことを成し得た。
「大願」がなぜ重要かというと、
社会を活発化させ新しいものを生み、人々の心に気づきと発見を与え、生活を豊かにする力があるから。
「共感」「協力」「感動」「希望」「癒し」「創造」「未来」「お金」「技術」「革新」「仕事」「雇用」「環境」「社会」・・・
(※逆もある「絶望」「落胆」「対立」「不安」「破壊」などなど)
「大願」とは、とてもとても多くの要素がすでに含まれているのだわ。
そしてその影響力と範囲はとてつもなく広い。物理的空間や時間軸も関係なくなる。
「想い」だけなのに、その想いを感じると人は突き動かされる。
つまり「大願」というのは人々や社会が求めている答えをくれるもの。
これは自利だけではなく、利他の心がとてもとても強い証拠なのだ。
だから、一人一人が「大願」を持つことが大切。大きな目で社会を俯瞰する。
多くの人が利他の心を持てば、社会は必然と活発化する。
そうなると、目の前の利益は気にならなくなってくる。
残念ながら、今は「大願」を持つ人が少ない。
特に日本ではね。
それはなぜかというと、出る杭は打たれる文化だから。
単一民族で成り立ってきた歴史があるからこそ統制する必要があり
集団と和と協調の力で世界と戦ってきたから。
しょうがないもん。周りに合わせなければいけないんだから。
「大願」は大きな力があり新しいものを生み出す力があるけれど、同時に新旧といった反発を生み出す。
それを乗り越えるには莫大なエネルギーが求められる。
そこまではやりたくない、叩かれたくない、ボロボロにはなりたくない。
これが多くの人の本音だ。
しかしこの状態が続くと、社会は閉塞感が充満し段々と縮小していく。
大願とまでは言わなくても、
みんなが多くの希望を持てる社会にしたいな!!