2023.11.28
人の為と自分の為は境目はあるのかな?
前回、「偽」という漢字は
①偽の「為」は「つくる」という意味があり、「人+為」は「人がつくる」ということ。
②偽は人がつくるの意味の「似せる」「真似る」が時間と共に、模造品やニセモノへの意味となっていったこと
を学んだ。
つまり本来は人の為と書いて偽り(いつわり)の意味ではないということ。
しかし時代の流れとともにニセモノの意味が後付けでされてしまった。
それでも、この気づきを知っただけでもなぜだか「人の為」という言葉を追求しやすくなった。
さてさて自問自答に戻ろう。。
人の為と自分の為の境目ってあるのか?
このような自問自答が出てきた理由は、例えば
「こうしたら良いのにな~~?」
「この提案はどうかな~~?」
「こっちのアイディアもあるよ~~!!」
などなど、頭の中に色々浮かぶ。
だけど、これらを伝えた方が良いのか伝えない方が良いのか悩む!!
とにかくいつも悩む!!(/ω\)
一体どっちが人の為???
事なかれ主義は簡単だ。黙っていれば良いのだから。
問題は起こさない方が良い。決定権は上司や他の人にある。
複雑にしない方が良いし、従っていた方が身のため。。
多くの人がそう思っている。賢いと思う。
でも、沈黙も自分のためじゃない?なんていう疑問も湧いてくる。
黙っているから物事の解決が遅くなるし先に進まないこともある。
問題の芽を摘まないから後から問題が大きくなって取り返しがつかなくなることもある。
だから!!
人の為と自分の為の境界線って何だろう?
考えているうちに、この2つは重なり合っていると思うようになった。
ある行為に対して、人の為と自分の為がくっつきながら折り重なっている状態。
この2つを区別して引き離すのは容易ではないと思った。
少なくとも自力ではね。
そこで「委ねる」という方法を取ることにした。
とにかく伝える。そして引く。
これが最善の方法と思うようになった。
・伝える → 人の為にする行為
・引く → 自分の為を消し去る行為
・委ねる → 流れに身を任せ、結果はなるようになる。
そうすれば、自分も納得できる。
人の為にした自分の心も大切に出来るし、エゴかもしれない自分の為を昇華できる。
そんなことを思いました!!