管理人の「独り言」

 

2023.10.30

44    「本物」と「偽物」の違いとは?

 

「本物」を追求すると「本質」という核が存在する。

 

やっと自分の答えが出た~~!!超嬉しい!!(≧▽≦)

もう15年ぐらい追求していたテーマの1つ

 

「本物」とは一体何だろう?

 

・あの人は「本物」だわ。

・あの店は「本物」だわ。

・あのお菓子は「本物」だわ。 

 

・・・。

 

言い出したらキリがない。じゃあ、

「本物」って何?

「偽物」って何?

 この違いって何 ?

 

この「本物」と「偽物」の違いについて考え始めたきっかけは、デパ地下のお菓子店や街中の飲食店である。

長引く不景気もあり、昔より見た目やインパクトを優先にし味の品質を落としたお菓子がずらりと並ぶデパ地下のお菓子店。そんな状況に疑問を持ち始めた。「映え」という言葉が誕生するほど見た目は重視される時代。見た目が良くないと売れない。

だから各社生き残るために見栄えを重視するようになった・・・。このことはよく理解ができる。

だけど同時に何かが失われているような気がしてならなかった。

 

では、見映えを重視したお菓子は「本物」ではないのか?

いつもこのように自問自答していた。

 

デパ地下に行くたびに「本物と偽物の違い」を考えていた。しかし一向に答えが見つからなかった。

少なくともデパ地下に並んでいるお菓子の味は全体的に低下したと感じる。

スポンジ生地のバターの量を減らしたり、均一に効率よく混ぜられた生地やお菓子たち。何か風味や味わいが足りない。

見映えを重視したお菓子は果たして「本物」ではないのか?「偽物」なのか?

 

また街中の料理屋さんも同じことを感じる。

都内には美味しい中華料理屋さんと美味しくない中華料理屋さんがある。どちらも料理店として成り立っている。

では美味しい中華料理屋さんは「本物」で、美味しくない料理屋さんは「偽物」なの・・・?

「本物」「偽物」の違いは高級食材の差なの?

それとも料理人の腕前の差なの?

安く提供している料理屋は全て「偽物」なの?

 

いやいや・・違う。(>_<)

安くたって美味しい店はある。

じゃあ、本物の店って何?

 

ず~っとこのように考えていた。

そして、や~っと答えが見つかった。

 

「本物」=「本質(を追求する人)」

 

つまり表面上の見映えやインパクトを重視することではなく、その「本質」を追求していく人や姿勢なんだ。

またその本質は個々に違う。これは重要なポイントだわ。同じ中華料理屋さんでもその本質が違うってこと。

そして表面上のものを取り去ってその中心の核となる部分を辿り着いたものが「本質」でありこれが「本物」と呼ばれるもの。

 

このことに気が付いた時、モヤモヤとしていた霧がまるで視界がパ~っと晴れていくような感じがした。

この「本質」という存在に気が付き改めて映えを意識したお菓子を見た時、多くの人が踊らされていることに気が付いた。

 

とにかく今の時代はまず買ってもらえることが最優先。

買ってもらえることだけに焦点を絞り表面を飾るという「映え」が優先されている。

しかし映えを意識したものには「個々の本質」が含まれていないものがとても多い。だから一時的なものになってしまう。

本質がない見映えはとても空虚なもの。そこには惹きつける「何か」が無いからだわ!!

これが管理人が感じた「何か失われているもの」なんだと思う。

 

 表面上に「本質」があるものと「本質」がないものは大違い。

これからの時代にとてもとても大切なこと。

管理人はこの「本質」という存在に気が付いた時視野が広がった。

そしてこの気づきは私にとって大きいものになった。

 

人にはそれぞれ核となる「本質」が存在する。しかしその「本質」に目を向けようとする人が減ったことに気が付く。

これは同時に自分の内側にある「本質」を追求する人が減ったことを意味する。

だから

「私は何が得意なんだろう」

「何をしたら良いんだろう」

という多くの若者が存在する。かつての私もそうだった。

この現象は世の中はあまりにも情報が多く、情報を制覇した人が優位な時代だからだ。

情報の多さ>本質を追求 

本質を追求する必要ないと考えている人も多いと思う。

寂しい時代になったわ!!

 

まずは、あらためて自分の本質を追求するところから始めよう~~と。

 

 


ものづくりで学んだこと

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