管理人の「独り言」

 

2023.6.23

37  両極の「陰陽」を考えてみる

 

陰の中に陽があり、陽の中に陰がある。

前回の「中庸」の話の中で、ちょこっと書いた

「陰の中に陽があり、陽の中に陰がある」

 

これって、物事の本質が現れていると思う。

ただ管理人は、陰陽思想や陰陽五行説については詳しくは知らないから専門的なことは書けない。

 

でも日常を追求していると、必ず自分の中には逆のものの存在を感じる。

しかも陰が強まった時に陽が生まれ、陽が強まった時に陰が生まれるように感じる。

時期が来なければ、その存在はなかなか感じられない。だから気が付きにくい。 


 

例えば挫折やスランプで落ち込んだとき。

心が折れそうなぐらいつらい。こういう時は「陰」の状態。

何もかも投げ出したい!!泣きた~い!!と思う時がある。

とことんネガティブ思考になって、涙も枯れ、心身ともに元気が無くってしまうと

このままではいけな~い!!立ち上がらなくちゃ!と自分を鼓舞するように「陽」が生まれてくる。

なぜなんだろう。。

 

逆に頑張ってその努力が結び、心が喜びに満ち溢れた時。

何もかもが上手くいっている。こういう時は「陽」の状態。

幸せ~~!!と絶頂を味わう時ってあると思う。

だけど、そんなハッピーな状態が長く続くと、

このまま幸せが続くのだろうか?このままで良いのだろうか?

と、わずかに不安という「陰」が生まれてくる。

そうすると、何か間違えていないだろうか?本当にこのままで良いのだろうか?と陽の中に「陰」がムズムズと成長してくる。

 

きっと人にバイオリズムが存在するのも、こういう陰陽が関係しているのではないかな?と感じる。

この陰陽の中に引力と反発の力がバランスよく存在しているからこそ、安定を保っているように見える。

 

この陰と陽、作用と反作用、プラスとマイナス・・・など両極の存在や力はあらゆる場面で見られる。

男性の中に女性的な部分を感じられたり、論理的の中に感情を感じたり、科学の中に精神性があったり逆もしかり・・・。

 

科学の中に精神性がある一例として、有名なアインシュタインの言葉に感じられる。

それはアインシュタインが娘さんに宛てた手紙の中に隠されている。

「現段階では、科学がその正式な説明を発見していない、ある極めて強力な力がある。それは他のすべてを含みかつ支配する力であり、宇宙で作用しているどんな現象の背後にも存在し、しかも私たちによってまだ特定されていない。この宇宙的な力は愛だ。」

つまり科学でも解明されていない現象の背後には強力な力の存在があり、それは「愛」と言っている。

 

逆に、精神の中に科学があるとは何か・・?

例えば・・・これは管理人の感覚ですが、曼荼羅の中にはとても強力な科学の存在が感じられる。

図形、幾何学なところから数学的要素はうかがえるが、その他にも感じられる。

曼荼羅は非常に論理的に作られていると強く感じています。

 

またよく量子力学で「重ね合わせ」という言葉があるけれど、

世の中はあらゆるものが同時存在で、重ね合わせで出来ているのかな~~~??って思っています。


ものづくりで学んだこと

オリジナルぺージ