「思い通り」というエゴを手放し、「自己解放」と「許容する」ことで視野が広がる
多くの人が経験していると思う。
夢中になっているものこそ、最後で「手放す」とふっと答えが出てくるという不思議現象。
しかし、手放しを行わない限り答えがなかなか出てこない。
その時は、ちょっぴりイライラ・・・。
私なりのその答えを見つけたのでメモメモ。
※正しいかどうかは知りませ~ん。(*^▽^*)
夢中になっている時は、自己成長状態が続いている。
そしてこの時、成長と共に自分では見えない「エゴ(自利)」も成長している。
裏を返せば、エゴが自分を成長させているといっても過言ではない。
例え他人の為という「利他の心」があっても、「エゴ」つまり「自利」も必ず存在している気がする。
しかし、エゴは最後にほったらかしにすると時限爆弾みたいに自己を崩壊させる。なぜかそういう力を持っている。
仏教的表現をすれば「煩悩」にあたる部分の一つと思う。
だからエゴは、最後に「手放す」という仕上げをしなくてはいけない。
じゃあ、このエゴって何?と思う。
「自分の思う通りに物事が動かせる」という勘違いから来るの自分の心。
成長し力がつけばつくほど、自分に自信が出てくる。自信は必要。自信の持った人はとても頼もしいし、輝いている。
しかし、周りに人が集まってきたり、物事や運に恵まれれば恵まれるほど「全部自分の力」と錯覚する。
物事を引き寄せる確率が上がれば上がるほど、自分の周辺しか見えなくなる。矛盾するけれど視野が狭くなる。
だからこそ、最後の仕上げで「手放す」ということが必要になる。「エゴ(自利)」を切り捨てるのである。
手放すことで「自己の開放」が行われる。エゴが分解するのである。
バラバラになったエゴは、空中で細分化され空気と一体化し薄まる・・・気がする。
「手放す」とまず視野が広がる。
自分の見たい範囲しか見えなかったものが少しずつ広がり視界が広くなる。
その結果「自分の思い通り」というのは、自分の願った(選択した)方法だけでないことに気が付く。
結果というのは最終的に望んだ方向になれば良いのであって、その過程の段階でどこから来たものでもいい。
とにかく気にしないで受け入れるのである。
この受け入れ作業が重要と思う。このことは、相手や物事を許容することを意味する。
エゴの手放しは、「自己解放」と「許容する」ということに繋がる。
最終的に、結果が望み通りになる。
と、思いました。。
このことを理解した上で、自分なりの実験をしてみた。
急遽、コートが必要になったので買いに行った。
多少高くても良いから長く使えるもので、ある程度デザインは決めていた。
しかし20件近くお店を見てまわっても、気に入ったデザインが出てこない。
もし見つからなかったら、もうこれでいい!!という妥協的なコートは1着あったけれど、何かしっくりこない。
もう3時間も歩いた。仕事が忙しく制限時間が限られていたので
「このデパートのフロアを見てなかったら、今日はもう止めよう。」
「しょうがない、もういいや!!時間ないけれど、今日は諦める!!」「はぁ~~(>_<)」
と半分投げやりになった・・・。諦めを受け入れた。
そうすると、そのとたんに本当に出てくる。
予算もオーバーだけど、これだけお店を見て出てこなかったのに~~。
これは「出会いだ!」と思い即決心。
あら~、不思議。
本当に良い買い物ができた。
冠婚葬祭にも使え、長く着れるコート。お店の人もとても親切だった。
あんなに探しても出てこなかったのに!と本当に思った。
そして帰宅したら
「このコート素敵だね!!良いもの買ったね!!」って主人に言ってもらえた。
結論!!
つまり最後は、「思い通りにする」という「エゴ」を切り捨てる。
諦めきれないけれど、頑張って諦める。
これが出来たとき、物事は動く。。
本当に不思議だわ!!
※あくまでも管理人の個人的感想です。。