◆「何か似ている」シリーズ ①◆
根拠もないし、論理的な説明も上手くできない。
だけど、この2つは何か似ている気がする。
仏教を学んだ人や瞑想をしたことがある人は「空 (くう)」というものを意識したことがあるかもしれない。
少なくとも管理人は「空」とは何だろう?と考えたことがある。
5~6年考えた末、感覚的に感じたことは、
「何もないのではない。実体は決して見えないが止まっているのではなく、何か動いている」
これが管理人の考える「空」である。考えるというよりは、肌感覚で感じるに近い。
だから上手く説明できない。←説明下手ではある。
一応、ウィキペディアより
色即是空(しきそくぜくう)とは、
『般若心経』等にある言葉で、仏教の根本教理といわれる。この世のすべてのものは恒常な実体はなく縁起によって存在する、という仏教の基本的な教義。空即是色と対をなす。「色即是空」の区切りは「色、即是、空」とされる。
色(ルーパ)は、宇宙に存在するすべての形ある物質や現象を意味し、空(シューニャ)は、恒常な実体がないという意味。
すなわち、目に見えるもの、形づくられたもの(色)は、実体として存在せずに時々刻々と変化しているものであり、不変なる実体は存在しない(空)。仏教の根本的考えは因果性(縁起)であり、その原因(因果)が失われれば、たちまち現象(色)は消え去る。
そして「プラスマイナスゼロ」について。
これは、ある方に「プラスマイナスゼロ」を意識しなさいと言われたとき初めて考え始めた。
この時は、全く意味が分からなかった。
物理を勉強し始め、ようやく「プラスマイナスゼロ」の意味が理解できた。
「プラスマイナスゼロ」は0(ゼロ)の状態で一見何もない状態。何も存在しない。
でも、よく見ると最初からゼロで存在していなかったのではなく、存在しているのに打ち消し合ってゼロになるということに気が付いた。
算数の式で例えるなら、
+4̠-4=0
これは「+4」というものが存在し、また「-4」というものが存在していることを意味し
打ち消しあうことでこの2つ存在が消え0になるということ。
つまり、2つの存在があることを意味するのである。しかし0なのでその存在は見えない。
これが、仮に「-4」を「ー3」に変更したとする。
+4-3=1
「1」というものが存在する。この存在が出てきたとたん、動きが生まれるのである。
物理の世界では引力が働くのである。
このことが「光」で起こる。
物理では量子力学、光(電磁波)、電磁気力を学びますが光の干渉や電界、磁界について勉強すると「プラスマイナスゼロ」が出てくる。そして空間にある目に見える光とは、可視光で電磁波の一種である。
電磁波とは、電界と磁界が相互に作用し合って,空間を波として遠くまで伝わっていくもの。
波には、+の部分と-の部分がありちょうどその中間の位置は「プラスマイナスゼロ」になる。
その場所は電子の存在確立がないが、そこ以外の波の部分は確率として「電子の存在」があると考えられている。
この電磁波は、電子の存在確立によって原子や分子のプラス極やマイナス極を引っ張ったり、振動させる。
※専門的で分かりにくいかもしれないが、電子レンジはこの応用でマイクロ波という電磁波が水分子を振動させるのである。
他の例では「ゼロ磁場」。日本でも何か所か存在する。
ゼロ磁場は、磁場がないということではなく、正確にいうとプラスとマイナスが拮抗して保っている状態 磁気のN極とS極がお互い拮抗して打ち消しあい、磁力が存在しない状態のこと。地球で生活している限り「磁場」というのはもともと存在している。それなのに、ゼロ磁場では磁場が存在しない。消えてしまう。あったものが消えてしまう。
他にも色々あるけれど、これらを考えると
「色即是空」と「プラスマイナスゼロ」は、とても似ている。私には同じことを言っているように感じる。
昔の偉人は凄いと思う。ほんとうに。
そして、ここでも「科学」と「精神」世界の一部が重なっているように思える・・・。
頭のオカシイ「管理人の独り言」と思ってくださいね。