「ものづくり」から学んだこと・感じたこと

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NO. 271~280

271.  故障には、複数の要因が重なっている



271

故障には、複数の要因が重なっている

 

2024年12月17日 

複数の要因が、部品を壊す大きな力となる。

 

 

最近、よく思うことのひとつ。

何かが壊れるときは、必ず複数の要因が重なっているということ。

 

例えば、パソコンがある日電源が入らなくなったとする。

修理に出すと、基盤が壊れていたとしよう。

結果的に部品1つが壊れていたとしても、

壊れたのは1か所だけであって壊れるまでの要因は複数重なっていることも少なくない。

 

 

1、部品そのものが摩耗している

2、長時間使い続けている

3、冷却ファンが機能していない

4、暑い部屋で使用している

5、更新を行っていない

6、ほこりや静電気が溜まっている

7、ソフトをいくつも同時に立ち上げている

8、処理が遅くなっている

 

などなど 

 

あとから要因を考えると、沢山身に覚えがあることもしばしば。

壊れて初めて原因を考えるのであって、壊れないと気が付かないだけなのかもしれない。

 

これは「波」と似ていると思う。

複数の「波」が重なると大きな山や谷ができる。つまり大きな力になるのだ。

1つ1つの要因はそれほど大きくない。しかし要因が重なると大きな力となる。

その大きな力が1つの部品を破壊する要因になってしまう。

 

日々のメンテナンスが大切だわ!!

と、改めて思いました。

 

 

 



ものづくりで学んだこと