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転職がした方が給料が上がる時代
明けましておめでとうございます。
本年度もよろしくお願い申し上げます。
地震で被災された方々に謹んでお見舞い申し上げますとともに、
一日も早いご快復、ご復興をお祈り申し上げます。
最近、雇用で驚いた話を聞きました。
(上場している)大企業が地方の中小企業より給与が低くなっている?
若者の間では、この常識が密かに浸透しつつある。
中小企業は知名度がないから人材確保の為待遇や給与を大幅アップしてくる。
人材不足の現代、学生や若者にとって有利な時代になったと感じた。
一番の氷河期時代を経験している管理人。
この時代は、本当に多くの人が就職できなかった。
大学でもゼミより就職活動を優先にしなさいと言われ、ゼミ活動がほとんどなかった。
職種は選べる余裕はなく、就職は本当に厳しかった。
だから就職出来ず派遣に行く人も多く、ニートも沢山生まれた時代。
非正社員は給与が低く雇用も安定しなかった。
その結果が結婚したくても出来ない人が多くいた。
今の40代の人たちは、そんな時代。この要因も少子化に繋がっている。
一回り半以上の年代は、バブル時代。
正直羨ましいほどの数々の武勇伝を多くの人から聞く。
タクシーを呼ぶのに1万円札を握りしめてアピールしていた。
この話は本当に多くの人から聞く。
さてさて、話を戻すが
ある大手企業から人材が流出していることを感じる。
それは大手企業にいるより転職をした方が魅力を感じるからだ。
中小企業の方が給与が高くなり始めている。
終身雇用を中心とした雇用体制では、給与が大幅にアップできない。処遇も変わらない。
転職をした方が数百万も給与が違う。←何人かに聞いた。
こういった状況に転職希望者が増加し大手企業の内部から空洞化が始まっていると感じる。
また社会問題になっているけれど、能力関係なしに一律に役職定年が行われる。
この役職定年の不満はかなり多い。
企業は新陳代謝の為年齢で一律に給与をカットする。
周囲の人も
「え?あの人が役定で、そんなにカットされるの?人事部はわかっていない!!」
正直、何十年と培ってきた能力や人脈があっても、
いまの大学生のアルバイト時給と同額まで給与が減額されるのである。
つまり、能力とは関係なしに給与は一律にカットされる。
これってどうなのかな?
そうなると融通の利かない大企業の給与体制ではどんどん人材が流出するように思える。
とくに男性は給与はやる気のもとになる。
今まで知名度やブランド力で人材確保が出来ていた大手企業も
長期間雇い続けるにはまた別の新しいシステムが必要なのかもしれない。
時代が変わってきたとつくづく感じました。
ハングリー精神の欠如は、情熱を失う。
前回、雇用のお話を書いたけれど、そのつづき。
もう終身雇用の限界が来ていると思った。
なぜなら給与が安定しているから、ハングリー精神が失われる。
このハングリー精神の欠如は、情熱を失う。
情熱が無ければ、ぜ~ったいに仕事は続かない!!
情熱とは、やる気のもとだ!!
企業に属し給与が安定していれば少なくとも生きていける。
仕事は目の前のことをこなせば良いし、必要以上に手広くしたり追求はしない方が良い。
やりすぎるとしっぺ返しがくるから。みんなよく分かっている。
そうすると自分で決められない!!
決められないということは、「覚悟」や「強い意志」が育たない。
覚悟や強い意志が、物事を動かす。
スピードも速くなる。
スピードには周囲を動かすエネルギーがある。
何をするにも他人の意思ではなく、最終的には自分の意思だ。。
全てはそこから始まる!!
しかし特に会社規模が大きくなればなるほど、
簡単な判断でも上司の許可を求める傾向がある。ハンコ文化が残っている。
その途中で時間が掛かり面倒になって、最終的には話が無かったことになることもしばしば・・・。
この状態が続くと、何も成果が残らないと思う。
それでも雇用は守られる。
これが通常になり、社内からも何も生まれなくなる。
何も生まれなければ、生き残れない。
こうした状況は、終身雇用の弊害だったのかなぁ・・と最近は思うようになった。
終身雇用が技術の伝承が出来るのも事実だけれど、「個人」の力は弱まっている気がする。
あらゆる面で終身雇用の限界が近づいて来ている感じます。
利益分散は、会社存続のための知恵である。
最近、たま~に聞く話の一つ。
それは利益を分散させること。
これからの時代は何が起こるか分からない。
会社にとってどんな状況に陥っても存続を第一優先している。
存続している限り、挽回できるから。
その為に行っていることの一つ。
利益を分散させること。
中小企業にとっては、大手企業との仕事は本当に有難いし安定的な大きな仕事を得られる。
しかし嬉しい反面、悩みもある。
それは、もし仮に大手企業に何かが起こった場合取引が大幅に取引がカットされる可能性があるからだ。
自動車業界でも何かのトラブルで操業が停止され、よくニュースになっている。
この被害は報道される自動車メーカーだけでなく、体力のない中小企業は大打撃を受けている。
そうなると製品やお金の流れが滞り、人員削減までに至る場合も少なくない。
悩みの2つ目は、
人材確保が難しい中、中小企業は取引額の高い特定の大手企業専任の人材が確保できないからだ。
取引金額が高ければ高いほど、大手企業は下請けへの要望が大きくなる。
そうなると専任者が必要になる。
が、今の時代その状態を維持し続けるのは容易ではない。
だから、利益分散させる。
取引金額が少なければ、あらゆる面の損害を小さく抑えることが可能だから。
取引金額が少なければ、大手企業も強くは言ってこない。
人材だって、会社にとっては宝である。
人材流出は、会社の存続に関わってくるのである。
開発だっておなじ。
開発者が他社へ移動してしまえば、仮に設計図があったとしてもバージョンアップするのは簡単ではない。
そうなるとせっかくの開発プロジェクトはいずれ停止してしまう。
途中で止まった開発製品ほどもったいないものはない。
賢い経営者は利益が集中しそうになると敢えて分散方向へ動く。
だから利益を分散させることには、多くの知恵が隠されている。
専門家に任せれば安心で間違いがない。
今日はちょっと違う視点から、日本人の発想方法を見つけた。
管理人は、現在介護に直面中。慣れない介護に四苦八苦。
今まで出来てきたことが出来なくなり、今までの常識が変わりつつある。
何か起きるたびに家族会議をしながら、どういう方針で進めるか決める。
そんな状況で気が付いたこと。
介護はどちらかというと女性が主体として動くことが多い。
どちらかと言えばやや女性の現場に近い。
ものづくりは男性現場、介護は女性現場。
この中で共通点を見つけた。
つまり共通点の発見は、日本人の特性を表していることになる。
介護現場では、身体的動作が不自由になっていくので手すりや介護用品など補助するものを導入しなければいけない。
少しでも快適な生活をするために様々なものを購入する。
これは、会社が設備投資するのと同じ感覚である。
この設備投資購入までの経緯が女性も男性も違いが少ないことを感じた。
「ケアマネージャー(介護支援専門員)に相談すること」
この発想は正解である。
あらゆる専門知識、経験を持つ人に相談するのがベストという考え。
その結果、とんとん拍子に話が進み日常生活が少しでも安心安全に出来るようなる。
同じように、会社の設備投資なら専門業者に相談すること。
ノウハウや経験を沢山もつ業者に相談するのがベスト。
この中に日本人の特性を感じた。
専門家に任せれば合理的に早く物事が進む。間違いがないという考え。
実際に、その通り!!安心していられる。
このことが、「最初から自分で調べる必要はない、自ら答えを出す必要が無い」に繋がると思った。
なるほど!!
日本人は安心安全を望み、合理的な考えをもつ人種と思った。
新規性よりもすでにシステム化されている方が早く物事が進む。
また周囲と同じシステムは失敗が無いから安心だ。より情報も得られる。
更に一度システムが機能すると、あっという間に水平展開する。
口コミという名のもとに。
こういう考え方って、日本は災害が多いからなのかな?と思った。
すぐに立ち上げる!すぐに環境を整える。
そしてみんなと同じシステムを利用する。
自分であ~だこ~だ考えるより早い。
だから上手くいく。
これが日本人の特性なんだわ!!男女関係ないのだわ。
ちょっとした発見でした。
分解能の高さの背景に、高い処理能力が求められる。
最近ソフトでもハードの面でも分解能って重要だわって気が付いた。
スムーズさというのは、一つ一つが細かいから段階的なものを滑らかにする。
つまり滑らかさの背景には「細かさ」つまり分解能が関係している。
先日、防犯カメラについての質問していました。
その中で、安い中国製は1秒間のフレーム数が少ないことが多いとのこと。
カメラの解像度が上がっても、映像は滑らかにならない。
ここを表記していない会社が多いとのこと。
どういうことかというと、
静止画であれば解像度で画像はきれい。
しかし防犯カメラは動画。
動画を録画するにはフレーム数が関係している。
フレーム数が多ければ多いほど、違和感がなくスムーズな動きに見える。
テレビは1秒間に30フレーム
ゲームは60フレーム、
防犯カメラは5フレーム
今回下見にいった国産の防犯カメラは15フレームとのこと。
この1秒間5フレームと15フレームの差を感じた。
5フレームは、カクカクした動きになりはっきりわかりにくい。逆に15フレームはスムーズな動きだった。
そういえば、ニュースで防犯カメラ映像が流れるとき古い映像はカクカクしている。
これはフレーム数が関係していたんだわ!と気が付いた。
さらに気が付いたことがあった。
フレーム数を増やすには、処理能力を上げるためにメモリチップの容量が求められる。
この防犯カメラ会社はチップの製造から行っているという。
なるほど!!
分解能が高ければ高いほど、高い処理能力が求められ部品1つ1つの性能を上げていかなければいけない。
カメラの解像度が上がったって、処理能力が低ければ能力として高いものにならない。
今回は防犯カメラについてですが、
最近様々な場面で「滑らかさ」の背景に分解能が関係していると感じました。
ひとつの大きな気づきでした!!
AIとの共存する時代が到来する。
管理人はたまにBingなどAIは使っている。
使い始めて1年ぐらい経つけれど、なんとなくAIの性質も変化しているように思う。
より感情的に見える部分が増えたし、創造性はより精度が上がってきていると思う。
とはいっても、時々最もらしいこと言うけれど間違っていることもしばしば。
都合が悪くなると自ら切断し会話そのものを切られることもある。
正直人間らしいなぁ・・と思うわ。
AI時代は避けられない。
その理由は、人間の管理能力に限界があるから。
より高い精度を求めてくると、人間の目で判断することに限界を迎える。
そうすると人間が人間を信じられない世界がやってくる。
例えば、物を置く位置も人間だったら良い意味で「適当」
AIロボットだったら1mmもズレないで「正確」に置いてくれる。
その結果、この「人間の適当さ」は安定しないので不信感に繋がってくる。
なんか悲しさも感じるわ。
よってAIと共存する時代が到来する。
先日、車を買い変えました
車種は変えていないけれど、搭載されているスペックが変わった。
そこで気が付いたこと。
一般道で時速60km以上、高速で100km以上超えると「危険走行です!」と警告するようになった。
またちょっと目線をずらしナビを見れば、「よそ見運転注意」と警告される。
車の中でも監視が始まったわ。。
警告が何度も出ることで人間は自然とその制限内で運転せざるを得ない状況になる。
つまり今後はAIが人間に合わせるのではなく、人間がAIの基準に合わせていくのだと思う。
ちょっとだけ、なんか居心地が悪くなってきたなぁって思う。
車の運転が好きな人は、運転し難くなるよね・・・。
このまま行けば運転が楽しいと思う人は少なくなり、「車」の価値観はますます変化すると予想される。
価値観てこうやって変わっていくのね。
複雑な気分だわ!!
ソフトの値上げが相次ぐ・・・。
最近、ソフトの値上げラッシュが続いている。
Adobe製品がまた値上げするらしい。
しかも30%という大幅値上げだ・・・。
年間にすると数万円変わってくる。
正直、これは痛い!!
ものづくりを見ていると、ハードとソフトの部分から成り立っている。
材料費や部品の値上げはわかりやすい。
人件費削減のためこのハード部分は、人間からロボットに変わりつつある。
では、ソフト部分は?
AIが登場しつつもまだまだソフトの大半は人がプログラミングして作業している。
つまり人件費だ。
よって今後もソフト使用料が高騰していくのが予想される。
Adobeのように業界のスタンダードになってしまえば、解約しにくくなってしまう。
だけどあまりにも値上げが激しい。数年前の2倍近い価格だ。
アプリ開発の人材不足は理解できるけれど、
これ以上の値上げは勘弁してほしい。
解約して別ソフトに乗り換えする人は少しずつ出てくると思うわ。
ソフトって形があるようでないから
維持費にお金が掛かっているって実は分かりにくいんですよね・・・。
アプリを何本も使用していれば、年間使用料はそれなりに高額になります。
とほほ・・・。
合理的が非合理的を生む?
百貨店や公共施設などのエレベーターでたまに感じること。
2台以上並んでいる大型エレベーターで、場所によってはエレベーターの待ち時間が増加した??
最近はAI等効率よく稼働するようにプログラムされているはずと思いますが、確実に数年前より遅くなったと感じるエレベータも少なくない。
ある百貨店でのこと。
昔から利用しているから肌感覚で待ち時間の増減がよくわかる。
3台もあるのに、10分近く待たされることもしばしば。
そこは階段もない。
だから待つしかない・・・。
しかも最近は百貨店に行くたびに酷くなっていく・・?
どういうこと??
エレベーターが混んでいるから??
ちがう、それだけでは説明がつかない。
百貨店が混雑しているのは以前から。条件は変わらない。
でも、以前はこんなに待つことは無かった。
現在はテクノロジーで効率よく稼働するようにプログラムされているのに・・・なぜ??
とりあえず、原因を考えてみる。
最適化や合理的プログラムが返って遅くしているのではないかな?
合理的は、一部の最小値を切り捨てる傾向がある。
この切り捨てを間違えると、非合理的になるのかも・・・?
エレベータの話に戻そう。
よく見ると、ボタンを押しているにも関わらず、
止まらないでスルーされることもしばしば。
管理人がエレベーター待ちしていた階は地下3階。駐車場があるからだ。
ワクワクしながらエレベーター前のフロアマップを見ながらエレベータの位置を確かめる。
そしてエレベーターが3階、2階、1階・・・と降下してきた。
もうすぐだ!!!
と、思った瞬間、2階、3階、4階と上昇していく!!
え??
スルーして再上昇していった・・。涙
各階停止のエレベーターだよね・・・?
ボタン押してあったよね?
駐車場は地下のみで階段はないのに??
結局次のエレベーターがくるまで10分は待つことになった。
しかも待ち地時間が増えるだけでなく、待っているお客さんも増える。
乗れなくなるお客さんも出てき始めた。
乗れないお客さんはまた次のエレベーターを待つ。
結果、そのお客さんも10分近く待つことになる。
この現象はたまたまではなく、最近頻発している。
一体何なのでしょう?
昔はとにかくボタンを押した階には必ず来るようになっていた。
その方が早かったと思う。
プログラムの条件が複雑化しているのかな・・?
とにかく単純なプログラムの方が回転が速い気がする・・・。
気のせいかな・・?
人だってあれこれと考えすぎるより単純にした方が物事がスムーズなことがある。
それと同じ気がしてきた。
いずれにせよエレベーターのスルーはやめて欲しい!!
改良が続かない製品はすぐに廃れる
開発した製品が売れる売れないの違いとは一体何だろう?
秘めた高い技術があるのに売れない製品は沢山ある。
ただ一つ言えるのは、改良が続かない製品はすぐに廃れる。
改良があってこそ製品は磨かれ、より使いやすくなり知名度が徐々に上がっていく。
そしてブランド化していく。
昔は、技術が良ければそれなりに売れた。
お客様は技術力を評価し買ってくれたから。
しかし長期間その技術力を維持し続けることが大変な時代になった。
その1つが雇用問題。
終身雇用の限界が近づき高齢化社会になった。転職は当たり前になった。
そうなると製品の改良が出来なくなっていく。
開発当事者が転職してしまった。こんな声も少なくない。
改良ができなければ、時代のニーズに対応できない。
だから売れなくなっていく。
時代の変化が激しい時代。
ぱ~っと売れ、すぐに廃れる。長続きしない。
だから多くの人がSNSを駆使し、PRを強化する。
まずは売れる事が最優先。
↑表現が違った!!
売る努力をすること。
売上が伸びれば、次に繋がるチャンスを掴むことができる。
チャンスは設備、人員、販売強化につながる。
結果、ニーズに対応しバージョンアップした製品が出来上がる。
技術力があれば売れるという時代はもう終わった。
この時代はやや販売や営業を軽視し、とにかく技術に投資していた。
昔は、技術→売上→技術という流れ。
今は、販売(営業)→売上→技術
とにかく売れないと何も始まらない。
売れて市場を取った会社が優先的に市場を支配できる。
技術力は販売と同時進行で徐々にアップさせていくのが良いと思います。
そんなことを思いました。
製造方法を秘密にしたければ、特許は取得しないことも選択肢。
なぬ!? ( ゚Д゚)
初めて弊社の開発製品を模倣した会社が出てきた!!
しかも弊社と近い関係のある会社だった。。これはちょっと酷い。。(怒)
思い出したわ・・・。
以前ある研究者が社会的に重要な装置を開発されたのですが、
お取引先に違法コピーされ困っている話を聞きました。
しかもそういった会社が何社も現れたそう。
その胸中をこのHPでも掲載しましたが
まさか身近でそのようなことが起こるとは思わなかったわ!!
この研究者の気持ちが深く理解できた。
参考 NO.218 これでは、産学連携は上手く行くわけがない。
腹が立つのは、比較的近い関係の会社だったからだ。
しかもコソコソと開発をしていた。
最初は弊社とは別方法だったので大目に見ていたのですが、
行き詰ったのか弊社と同法に変更してきた。
業界では、弊社の方式を採用している会社はいなかった。。
だから模倣は明らかだ!!
とはいえ、技術的にも営業的にも優位に立っているので安心はしているのですが、
それでも何だか気分が悪い。
そこで、どう対策を立てようか・・・。
まずは特許を取り直すか・・・?
実は特許を申請していたのですが、途中でやめたのです。
その理由は「特許=技術公表」だから。
しかも特許はすんなり取得できず、それまで費用がかさむ。
また15年経てば公開され、その瞬間から価格競争へと変わっていく。
特許切れを待っている企業も意外と少なくない。
だから特許は意外とデメリットが大きかったりする。
秘密にしたければ特許は取得しないという選択肢もある。
現に有名なコカ・コーラはその製法で特許を取得していない。
ということで、特許は取得しない方向で進めよう!!
模倣した会社より技術的に優位性があるので、市場を早く取るしかないわ!!
弊社の開発製品は技術的には簡単ではない。ここまで10年弱掛かっている。
開発費用もトータルで数千万になる。
大手企業が内製すれば5000万は掛かると言われている。
また別のある企業も弊社より先に開発に着手しつつも失敗に終わり、損害金額が数千万。
その結果、開発を断念された話を聞いていた。
それほど開発というのは怖さもある。必ず成功するとは限らない。
つまり辛抱強くないと出来ない。
今回模倣した企業は、技術的にどこにそのポイントや難しさがあるか理解していない。
見た目で模倣するのは良いけれど、そのまま知らずに開発をすると数千万の損害を被る可能性がある。
少なくとも現時点で1000万以上開発投資をしたのは分かる。
とにかく弊社は開発をさらに進め、差をつけて断念させよう!!
それが一番いい方法だわ。
研究者が仰ってたわ。
コピーは、所詮コピー。
分解したって、その製造工程には重要なポイントがあるから全てを理解出来ない。
つまり市場に出回ったコピー商品は、重大な欠陥の恐れがある。
ほんとうにその通りだわ!!
表面だけコピーして利益を上げようとすると、必ず行き詰まる。
市場に出たとき大損害の可能性がある。
開発って、本当に難しいわ!!
ものづくりで学んだこと