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入力時間短縮やペーパレスになり、作業が効率化される。
インボイスや電子帳簿保存法の為、会計システムを変えよう!!と思って試してみた。
管理人の会社はとても小さい会社。だから1人の仕事範囲は広くなる。
大きな会社になれば部門ごとに分かれているが、小さい会社はそうはいかない。
とにかくインボイス対応と、電子帳簿保存法に対応するため会計システムの見直しが必要になった。
今はお試し期間で、使いこなせるか検証中。
どこの会社も共通だけど、1人にかかる経理や事務作業の負担を減らさなければならない。
新しいソフトを覚えるってなかなか大変だわ。
その仕組みの全容把握するところから始まる。
会計ソフトは使っていたので最低限理解していたつもりだけど、
クラウド会計は全然仕組みが違うから戸惑う~~!!(>_<)
昔と違い、サポートもやや不親切。取説はあるから自分で覚えて!!という感じ。
ただ慣れれば多くの仕事が楽になるのは分かったけど、覚えるまでに時間が掛かりそうだ。
弊社は会計、見積・請求書、経費精算、給与計算などなど、
今までは別々のソフトだったりエクセルを使ったりしていた。
それが全て1つのシステムになり会計と連携することになる。
連携することで、事務的作業は大幅カットにつながる。
でもどんな風に連携するのか細部まで理解しなくちゃいけない。ミスのもとになってしまうから。
このシステム構造を頭に入れるのがちょっと大変だわ。
それと驚いたのが、最近のスキャナーの精度。
3人の会計士さんからお話を聞いて、絶対便利!!と太鼓判を押されたので即購入。
なるほど~~。(*^▽^*)
使ってみてその便利さが良く分かった。
領収書の読み取りの速さと精度の高さ、そしてスキャナー専用のクラウドシステム。
これで入力の手間が大幅にカットされるぞぉ。おまけにスキャナーと会計ソフトが連携している。
実は会計の仕事って、入力だけに時間が掛かるわけではない。
入力前の書類整理や領収書の手作業による仕分けと台帳に張る作業。
事前準備の整理が入力時間やミス入力を減らす要因になる。
書類が全部揃っていなければ、入力は手間取ってしまいます。
今回、新しい法律の施行によりシステムを変えざるをえなくなったけれど、
思い切って会計ソフトを切り替える方向で良かったと思った。
少なくとも操作をマスターすれば、作業時間が半分以下になりそうだ!!
更にペーパレスになるので、紙代も削減。紙の保管場所も必要なくなる。
なるほどね。
会計システムからも時代の変化を感じることが出来るわ!!
目で見える色には2種類ある!
大人になるまで、あんまり分かってなかったことの1つ。
光と色の三原色の違い。
RBGとCMYKで、何となく違う・・・ぐらいの認識だった。
だけど、仕事で印刷会社に発注するとこの違いの重要性に気が付く。
ちゃんと意識していないと失敗する。
色の変換忘れで、この前も失敗。。
幸い細かい部分だったので、自分だけしか気が付いていなかった・・・。
改めて勉強してみようという気になった。
光の三原色とは、
赤(R:レッド)、緑(G:グリーン)、青(B:ブルー)
発光することでで見える色。
混ざると明るくなり白に近づいていく混色方法。これを加法混色と呼ぶ。
テレビ画面やパソコンのモニター、電飾看板やライトなど物体をのものが発光しているものは光の3原色。
色の三原色とは、
青緑(C:シアン)、赤紫(M:マゼンタ)、黄(Y:イエロー)
光が当たることで反射して見える色。
混ざると暗くなり黒に近づいていく混色方法。これを減法混色と呼ぶ。
本やチラシなど印刷で出されるものは色の3原色で作られている。
昔は、この意味が良く分からなかった。
だって、どちらも目で見えるもの。そして光の三原色は混ぜると白になり、絵具等の色の三原色は混ぜると黒くなる。
なんで??とよく疑問に思っていた。
答えはシンプルに考えることにした。
目で見ているものには二種類あるということ。
一つは、直接発光した光を見ていて、これが「光の三原色」である。特に電飾やライト。
もう一方は反射して返ってきた光を見ていて、これが「色の三原色」。本やチラシなどインクを使ったものなど。
それでは、「色の三原色」をよく見てみると
マゼンダは、「光の三原色」の赤と青が混ざった部分。
イエローは、「光の三原色」の赤と緑が混ざった部分。
シアンは、「光の三原色」の緑と青が混ざった部分。
ほうほう。。
実は、あんまりよく分かっていなかったことだった。
おまけに、RGBとCMYKでは、再現できる色域(色空間・カラースペース)が異なる。
これが印刷のミスを引き起こす原因。
RGBで作られた色でも、CMYKでは再現できない色域がある。特に蛍光色は典型的な例で、プリンターのインクでは蛍光の黄色、緑等は作れません。
またRBGで作成したjpeg画像とCMYKで作成したjpeg画像は別なので気を付けなければいけない。モニターでみるのと印刷するのでは色が違うから印象が違う。また合成写真のときはRBGとCMYKが混在しているときちんと再現されないこともあります。
色って不思議だなぁ~~と思う。
今日は、ここまでにしよ~っと。
反射と吸収されている光を意識する
前回で、光の三原色と色の三原色の違いが何となく理解出来た。
今日は、もう少し深く考えてみようと思う。
参考サイト morinokuma7さん「光と色の3原色」
色の三原色は、紙や物などから反射してきた光を色として目で感じている。
反射してきた光というのは、同時に一部の光が吸収されていることを意味している。
反射した光と吸収された光を意識すれば、より理解度が高まると思う。
例えば、マゼンダという色。
マゼンダは、RBGのR(赤)とB(青)が混ざった色。
目で見ているマゼンダは、物体(マゼンダの星)から反射したR(赤)とB(青)の光を見ている。
ということは、物体はG(緑)の光を吸収する性質を持っていることを意味する。
シアンは、RBGのB(青)とG(緑)の混ざった色。
目で見ているシアンは、物体(シアンの星)から反射したB(青)とG(緑)の光を見ている。
ということは、物体はR(赤)という光を吸収する性質を持っている。
イエローは、RBGのR(赤)とG(緑)の混ざった色。
目で見ているイエローは、物体(イエローの星)から反射したR(赤)とG(緑)の光を見ている。
ということは、物体はB(青)という光を吸収する性質を持っている。
なるほどなるほど~~。
こうやってみれば、反射して見えている色は同時に吸収されている光がわかるわ~~!!
反射と吸収を同時に意識すれば、光や色がより理解出来そう!!
ちなみに植物の葉は緑なので赤と青が吸収されていて、
光合成をするために赤と青の光エネルギーが必要ということ。
奥が深いわ~~!!
鳩、カラス、オオバン等の鳥獣被害から守る
今日、一本の電話が入った。
仲良くさせて戴いてる大先輩の社長さんから、
7月3日のスーパーJチャンネルで放送されるかもしれない!!とのこと。
大先輩の社長さんは、光学技術のレーザー専門家。
光学技術を応用し、長年たった一人で鳥獣対策の商品開発に取り組んできた。
特に地方都市や農家では鳥による被害はとても大きく、その損害は計り知れない。
駅や街中にいる大量のハトやカラスのフンに悩まされている人も少なくないと思う。
多くの場所で実験を行い、最近はハトやカラス、オオバン、ムクドリなどに効果があることが実証された。
その仕組みはオリジナル光源を複雑に組み合わせたもの。
管理人も2~3年前からその取り組みを知っていて、陰ながら応援していた。
だからテレビで放送されることを聞いて、とても嬉しかった。
少しでも多くの人にその技術が認知され、鳥獣による被害が減ることを望んでいます。
ご興味ある方はご覧になってくださいね。
放送予定
7月3日 朝日テレビ:スーパーJチャンネル 18時20分ごろ~
テレビ局のことなので放送予定は変わるかもしれませんが告知させて頂きます。
また鳥獣被害で悩まれている方は是非相談してみてくださいね。
実験の様子 ユーチューブ
https://www.youtube.com/watch?v=dmsTUp2JuYo&t=50s
お問い合わせ先:有限会社オルサ
茨城県のレンコン農家では、オオバンによる鳥獣被害で効果があったそうですよ!!
※追記
「新潟新聞 朝刊」(2023年7月1日)に掲載されました!!
長岡市は、長岡駅前をねぐらとする大量のカラスを追い払うため、
開発装置を購入されました。
人体に害のない弱い光を回転させながら放ち、
その光は200m先の高所まで届きます。
カラスはこの光を敏感にキャッチし、
飛び去っていく仕組みです。
詳しい記事は、画像をご覧ください。
社長さんのコメントもあります。
西谷社長、頑張ってくださいね!!
これからも応援しています。(*^-^*)
定期的にシステムは変えていかなければいけない。
インボイス・電子帳簿保存法の為、新しい会計ソフトを導入しその操作方法で四苦八苦。
そこから見えてきたのは、企業も人間と同じように定期的に仕組みを変えなければいけないと強く思うようになった。
会計ソフトの操作からそんなことを感じるとは正直思わなかった。
今回、クラウド会計を導入した。
より作業の効率化を目指し最善の操作方法を模索していたら、あることに気が付いた。
クラウド会計は便利になるのは入力作業だけではない。経理作業だけが楽になるだけではないということ。
もっともっと深いところから変わっていくのだわ・・・と。
会計は地味だけれど会社にとって肝の部分にあたる。
つまり会計システムが変わるということは、会社の仕組みが変わることを意味することに気が付いた。
これは、ともてとても大きなこと。。
具体的には、
あらゆる書類をクラウドで連携させ1本化にすることで管理が楽になり多くの分野で作業が早くなる。
つまり経理作業だけでなく、会社全体の作業が早くなるということ。
営業では見積書・請求書にかかる時間が短縮されるだけでなく、旅費・交通費の清算、広告など営業活動の清算が早くなる。つまり営業の効率化に繋がり、集中するべき時間が増加する。。
また会計士の勧めもあり、ベンチャーに人気のある法人用クレジットを紹介された。
このクレジット会社は会計ソフトと連携することが出来、自動でその明細を吸い上げ証憑まで簡単にスピーディに済むような仕組みなっている。ベンチャー向けに開発されたクレジットだった。通常の大手クレジット会社にはないサービスだった。正直驚いた。
あと以前にも書いたが、最近のスキャンシステムはとても優秀だ。
新会計システム、新クレジットカード、新スキャンシステムの3つを上手く活用すると
働き方が変わってくるぞぉ!!会社のお金の動きが変わってくる!!
こりゃ~、
会社の体質が少しずつ変化していくことが予想できる。
新会計システムは、既存の会社全体システムを変える力があるんだわ!!
想像以上だわ。
会計システムを根本から変えただけなのに、会社の血液を入れ替えるぐらいのことになりそうだわ。
定期的に見直しって必要なのね!!
会計士さん、ありがとう!!
出来れば、そのまま慣れているもので・・・は、節約にならない。
ここのところ、毎日導入したクラウド会計システムと格闘していた。
要領を得てきたので、やっと深く考えることが出来てきた。
そこで、更に見えてきたことがある。
今回、新会計システムを取り入れた。
なんてことないと思われるかもしれないけれど、少なくとも働き方が根本的に少しずつ変わってくる。
なぜか?新システムを基準に自分が動いていくから。
まだ大きな変化までには至っていないけれど、時間が経つにつれその効果が大きくなることは予想される。
そんな予感を感じる。
たまたまインボイスや電子帳簿保存法に対応するために行ったことだけど、
他社はどう対応するのだろうか?
1.弊社みたいに全く新しい会計ソフトを導入するのだろうか?
2.経理部の方々が手作業でインボイス、電子帳簿保存法に対応にするのだろうか?
3.今までの会計ソフトを活かし、一部だけ新システムを導入するのだろうか?
実はこの3つの選択の違いは企業にとって大きな分かれ道の気がする。
大きい会社ほどシステムを変えるには多くの資金、労力と研修等の教育が必要だ。
出来れば既存のシステムを活かしてそのまま使いというのが本音と思う。
だけど、この「そのまま使いたい」というのが、曲者だと思った。
実は弊社も最初「出来れば慣れている会計ソフトで対応したい」と会計士に相談し、問題点を全て挙げた。
その結果、要件を満たすなら別の会計ソフトが良いと勧められ今回の導入に至ったのが経緯である。
試用期間中操作していたところ、根本的に自分の考えが間違っていたことに気が付いた。
何に気が付いたかというと、会計ソフトを通して最新システムを体感した結果、
世の中の変化についていかなければいけない、時代遅れ、取り残される自分に気が付いた。
「そのまま」「慣れているもの」というのは、とても安心材料だ。
そして極力余計な時間や労力を掛けない事は、一見すると目に見える「節約」とも思える。
しか~し、この労力を使わない「そのままの節約」は根本解決する「節約」ではなかった。
今回、このことに気が付いたので紹介したかった。
これは、イノベーションのジレンマにも関係していることかもしれないと思った。
会社が大きくなればなるほど、変化が出来にくい体質になる。
それはなぜか?
多くの従業員を雇っているから。
従業員を効率的に動かす会社のシステムは既に出来上がっている。
この根本システムは出来れば変えたくない。骨組みは壊したくない。
そりゃ~当然だわ。。
でもその結果、気が付かないうちに時代遅れの体質になってしまう。。
なるほど~~。。
時代の変化に対応しながら定期的に自己投資をし、
時代に合った新システムを導入することが本当に意味での「節約」になるんだわ!!
とても大切なことに気が付きました。
「出来れば、そのまま慣れているもので・・・」は
時代遅れだけではなく、本当の意味での「節約」にはならないですよ~!!
電池1個で豆電球はつくのに、LEDは点灯しない!
ごくごく簡単な電子回路を学んでみよう!!と思って挑戦。
ま~ったく分からないので、小学生レベルから実験してみた。
まずは電池1個と豆電球をつないでみる。もちろん点灯する。ちゃんと確認した。
そして、ホームセンターで買ったLEDを豆電球と交換してみる。。
あれ?あれ?
LEDが点灯しない!!なぜ?
再び、豆電球に戻す。ちゃんと点灯する。。
ということで、調べてみた。
原因は、電池1個では電圧が低すぎて光らないということだった。
え?そうなの?知らなかった。(>_<)
そこで電池2個にしてみたら、今度はちゃんと点灯した。
しかし、LEDが点灯しない場合は他の原因もある。
・配線が間違えプラスとマイナスが逆だと点灯しない。
・制限抵抗値が大きすぎる
・配線を間違え、破損させる
初めて知ったことばかり。LEDって意外とデリケートなのね。
失敗して良かったと思った。
色々試してみないとね!!
サービスの質の低下は、私たち消費者に問題があるかもしれない
最近強く思うこと。
全体的に、今まで当たり前だったサービスの質が低下してきている。
その一例が、スーパーなどのセルフレジだ。
以前は、全部のレジに店員さんがレジを打ってお釣りを渡してくれた。
その際、お肉や魚などは小さなビニール袋に入れながらレジを打ってくれた。声もかけてくれた。
これは小さな気配りのサービスの一つだった。
今はお釣りの間違いや時短、合理性を求めセルフレジが導入され、こういった気配りは消えつつある。
その背景に「時短」と「低価格の維持」がサービスの一つという考え方になっている。
間違っていないけれど、何だか寂しさを感じるのは管理人だけなのだろうか・・・。
見渡すと社会全体がそのように変わってきている。
だけど、なんだかしっくりこないからちょっと考えてみた。
よくよく考えると「サービス」の中に、品質の維持が含まれているのではないだろうか?
品質維持は企業力であり、その結果企業イメージアップに繋がるのではないだろうか・・・。。
そんなことを最近考えるようになった。
現在スタートアップ企業が増え、新しいサービスが増えてきた。
アプリを充実させ、より簡略化した手続きでスピードと安さで勝負している。
時代の潮流に乗ろうと必死になっている。
でも昭和時代に生まれた管理人は1つだけ違和感がある。
それは、電話によるフォローやサポートがなくなってきたこと。
メールや専用AIチャットボットをご利用くださいという企業が増えたけれど、対応しきれていない企業が増えてきた。
AIとはいえ、まだ使えるレベルまでには至っていない・・・。
本当に簡単な問い合わせすら対応できない会社が増加した気がする。
↑問い合わせメール先がGmailを使っている会社もある。法人なのにあり得ん。。
サポート体制は商品力に含まれているサービスであり、軽視していると長期的に信用力低下に繋がると思う。
いくら便利でも簡単な問い合わせに対応できない会社はあまり利用したくないのは本音だ。
ある一定のサービスは品質維持につながり、企業イメージはブランド力構築にも繋がると思う。
「簡略、スピード、安さ」だけを求めたサービスはいずれ限界が生まれる。信用されなきゃ当然衰退する。
その結果、企業寿命もどんどん短くなっていくかもしれない。
これらの問題を違う視点で見てみよう。
消費者が合理性を求めているからこういう流れになったのだと思う。
「今」そのタイミングで最低限のサービスを受けられれば問題ない。未来は関係ない。
だから簡単で、スピードと価格が重要!!こういった考え方が現代の主流なんだわ。
サービスの質の低下は、私たち消費者側にも問題があるのかもしれないですね。。
あ~あ。(>_<)
だんだんと自分が時代遅れの人間になってきた・・と感じ始めました。
優位性があった日本の高品質は雇用が関係している
先日、長年お付き合いあった会社が廃業を決めた。
その理由は、高齢化により事業承継が難しくなったからだ。
すごくすごく懇意させて頂いていたので、とても残念だった。
もう少し詳しく聞いてみた。
高齢化は何年も前から分かっていたけれど、対応は出来なかったとのこと。
若い子もなかなか入社してこない。
結局今いる従業員で仕事を続けてきたが、ついに限界を迎えたという。
事業はいくつかあったのだが、廃業に向けて事業譲渡や人員整理を数年にわたり行ってきた。
そして最後に残った事業は下請け仕事であった為、依頼元の大手企業へ返すかたちを取ろうとしていた。
ここでのお話がちょっと重要と思った。
依頼元へお返ししようとしたら、大手企業はその仕事のために人を雇うことが出来ないとのこと。その結果、その仕事が無くなると大手企業も困るということで別の下請けを見つけ研修をしたそう。ただ研修はしたけれど、あまり上手ではなく今後品質は落ちるかもしれないと仰っていた。
このお話を聞いた時、
大手企業とはいえ下請けが廃業することは目に見えない形で徐々に品質低下を招いている可能性が高いと思った。長年培った熟練技だからこそ、ある一定の品質を長期間保っていたんだと改めて感じた。品質の安定さは本当に時間がかかると思った。
今後、自動化による技術継承がより活発化するが、それでも長期間品質を一定に保つことは難しいと思う。
なぜなら自動化とはいえ、メンテナンスは日々行わなければいけない。終身雇用は崩壊し、転職や離職率が高くなる流れでは人材流動は止められない。メンテナンスだって、ノウハウがある。そのノウハウが引き継げなければ品質の安定は難しい。
あらためて感じたことは、
終身雇用は長期的に品質を安定供給できたこと。優位性があった日本の高品質は雇用が関係していた。
その雇用制度が変わりつつある現在は、水面下で技術力や品質の低下が起こり始めていると思いました。
生産システムから見えてくる企業と雇用
今日もお取引さまから色んな話を聞けた。
あちこちで聞いた色んな人の話を点と点で結び付けると 日本の産業構造上の問題点が段々見えてきた。
海外の生産現場では、鋳型など「型」を起こして部品を作る。
このメリットは何か?
複雑な設計やデザイン性にも対応でき、なんといっても部品点数が減らすことができる。
その結果、生産コストを削減することができる。
日本の生産システムは、1個1個部品を作っていく。そしてここに職人技が必要とされる。
ある製品において海外が型で作った部品点数1個に対し、日本で生産するとその部品点数は140点になるという。
管理人:「え!?(絶句)」
何も知らない管理人はとても驚いた。
確かに以前にも同じ話を違う人から聞いたことがあったけれど、そこまでは深く考えなかった。
そして、日本の産業は自動車業界中心である。
ここにぶら下がっている企業はとても多い。
よく不思議に思っていた。
海外は型を起こして生産するため、デザイン性のある車を製造できるという。
日本の生産システムも変えていければ良いのに・・・と思ったが、
生産システムを変えると倒産する会社が増えることになるんだ。
ということは、日本の産業は、構造的に雇用を守るためのシステムになっているんだ。
だから生産システムは簡単には変えられない。
そして日本的生産システムは終身雇用だけでなく、企業の倒産も防いでいるんだ・・・。
生産や部品点数から少しずつ見えてきた。
海外が型で作った部品1個が、日本式では140点にもなる。
これでは海外との競争力に勝てないのも当然なのかもしれない。。
合理的と言われた生産システムは、転換期を迎え非合理的になっているのかもしれないと思いました。
ものづくりで学んだこと