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取扱い製品の増減から見えること
企業や街中の製品を見てて気が付いたこと。
企業の取扱い製品が増加しているか、それとも減少しているかによって
現時点で企業が成長しているか衰退しているかが見えることに気が付いた。
よく考えれば分かることだけれど、
成長している企業は開発に力を入れているから必然と取扱い製品が増えてくる。その結果、HPや街中の陳列棚に並ぶ製品アイテム数が増加していることに気が付く。開発費の投資額とアイテム数は比例すると思われる。
一方、衰退へ下降している企業は取扱い製品が減少する。その理由は主力製品に集中させ、無駄を省き、効率的な生産を考える。「選択と集中」が行われる。
つまり成長が拡大している企業は資金力に余裕があるので、とにかく失敗に寛容でチャレンジ精神がある。よって必然的にアイテム数が増えその結果売上が伸びてくる。逆に、売上が下がっている企業は、経費削減するだけでなく商品アイテム数を絞り、製品数は減少する可能性が高い。主力製品以外は市場から消えてしまう。
四季報などで企業分析しなくても、感覚的にHPやお店の陳列を見れば直感的に感じること。
そういえば、HPのデザインを見るだけでも色々感じることは多い。例えば素敵なデザイン性のあるHPほど月額費用は高い。よって企業にとって経費負担が大きい。その後何かしらの理由でHPのリニューアルが行われる。そうすると以前よりも陳腐な作りのHPになっていることをたまに見かける。こういう場合はコスト削減を優先させているのでデザイン性が犠牲になる。そうなるとHPから企業状態が透けて見え、「経費削減している。経営が厳しいのか・・・」と勝手に想像し、企業イメージが損なわれる場合がある。
つまりちょっとしたことで、企業の現状が見えてしまったりする。
だから「無理した見栄を張る」企業も出てくるんだと思う。でも無理した見栄は、身を亡ぼすこともある。維持することが実に大変だから。
ということで、取扱製品から企業の成長度合いが見えることを学びました。
気が付いている方もいるかもしれないけど、2月より知的財産権について学ぼうと思い、新ぺージを作りました。開発製品やその企業を成長させるには絶対大事な部分と感じています。特に中小企業は商標・特許をはじめ、知的財産権について全体的に意識されていない、もしくはそこまで手が回らない、余裕がない部分と感じています。そして商標登録だけでも将来性や企業にとっての武器になる!!と感じました。おまけに商標権はそんなに費用は高くないし、保有しているだけでも企業や製品はある程度守られ保護の対象になりブランド力も増します。
とても難しい分野ですので、専門の方のご協力のもとゆっくりと学んだこと書いていきたいと思います。
知的財産アドバイザーO様、ご協力有難うございます!!心より感謝申し上げます。
下記は、「ものづくりと知的財産権」のぺージから抜粋しています。
知的財産権とは?
人間の幅広い知的創造活動の成果について、その創作者に一定期間の権利保護を与えるようにしたのが知的財産権制度で、知的財産権は、様々な法律で保護されています。
つまり、発明・アイディア・音楽などクリエイティブな活動により生まれたものに権利を認め、法律で保護しようとするもの。
参考HP:「知的財産権について」特許庁
知的財産権の種類とは?
知的財産権のうち、特許権、実用新案権、意匠権及び商標権の4つを「産業財産権」といい、特許庁が所管しています。
産業財産権制度は、新しい技術、新しいデザイン、ネーミングやロゴマークなどについて独占権を与え、模倣防止のために保護し、研究開発へのインセンティブを付与したり、取引上の信用を維持したりすることによって、産業の発展を図ることを目的にしています。
これらの権利を取得することによって、一定期間、新しい技術などを独占的に実施(使用)することができます。
著作権は、自分の考えや気持ちを作品として表現したものを「著作物」、著作物を創作した人を「著作者」、著作者に対して法律によって与えられる権利のことを「著作権」と言います。著作権制度は、著作者の努力に報いることで、文化が発展することを目的としています。また管轄は文化庁です。
参考HP:スッキリわかる知的財産権 特許庁
おぉ!ここで分かったことがあった。発見!!👀
特許や商標の「産業財産権」と「著作権」は管轄や目的が違う!!
「産業財産権」の管轄は特許庁で、産業の発達を目的としている。対して、「著作権」の管轄は文化庁であり、文化の発展を目的としている。
ということで、ここから分野別に簡単なものから勉強していこ~っと。
「ネーミング」は命を吹き込み、企業や製品を成長させる
管理人は、知的財産アドバイザーの方にご助言を頂き、会社名の商標登録を自分で行いました。屋号だけでなく製品名も登録を行いました。これらの経験で思ったことは、「商標」とは会社と製品を守るためのもの。
そして特許は難易度が高いけれど、商標申請は誰でも出来る。また商標は、企業や製品に命を吹き込む一つの方法と思っています。だから成長する。このことに気が付きました。
ここからは、実際に管理人がなぜ商標権が重要と感じたのか?を書きたいと思います。
管理人が感じた「商標権」の重要性とは?
①「ネーミング」行為そのものが製品を成長させるから。
② ネーミングされた製品は人々に愛着を与え、活力を与えるから。
③ ①と②の結果、製品に命が吹き込まれるから。
④ 製品名やロゴは、市場から守られるから。
⑤ 企業や製品の認知度を高め、一目で他社と区別できるから(ロゴ等)
⑥ 様々な面での信用力が増すから。
⑦ 企業や製品をブランド化させ、付加価値を高めるから。
⑧ 企業や製品が成長すれば、関わっている人々も切磋琢磨し成長するから
⑨ やむを得ず事業売却になっても、その価値はある程度守られるから。
①「ネーミング」行為そのものが製品を成長させるから。
よく考えればわかるかもしれないけど、ネーミングされていない製品は「形」として不十分。
人が誕生と同時に名前が与えられるのと同じで、これは製品にも同様のことが必要。ネーミングされることで、最初に開発した人に「形」としてまず残り、「無」から「有」へとその存在が変わる。
ある自動車メーカーは、開発はネーミングから始まるといいます。製品名が決まってようやく本格的な開発が進む。なるほど!!って思いました。またネーミングにより、ある程度の方向性や特徴、将来性が盛り込まれている。そして人の意識段階から存在させる。それが構想→設計→製品化へと成長に繋がると思います。
だから「ネーミング」行為そのものがとても重要なことなのです。
②ネーミングされた製品は人々に愛着を与え、活力を与えるから。
製品名が決まると、特に開発者は愛着が湧いてくる。開発に携わっているからこそ、余計気になってくる。特徴があれば、愛称で呼ぶようにもなってくる!(笑) そうなると、みんながなんとなく笑顔になり、やる気を出してきます。
③ ①と②の結果、製品に命が吹き込まれるから。
自分の大切にしているの趣味の車、ぬいぐるみ、植物等をイメージして頂けると分かりやすいと思いますが、大切なものは「人」と同じように大事に扱われると思います。そして、愛称で呼ばれた大切なものたちは、まるで意思があるように何か魅力が生まれてきます。← 存在をアピールしてきます。大笑!!
これが、製品に命が吹き込まれるという現象。
④ 製品名やロゴは、市場から守られるから。
ここからは、大切なこと。いち早くネーミングを行い、商標登録をすることをお勧めします。
HP上などに公開すると、市場関係者はきちんとした製品名で認識し、問い合わせでも製品名で呼ばれるようになります。そして「✕✕企業の〇〇製品って・・・」と認識され、噂が飛び交うようになります。またこの時、ロゴがあると
デザインとして印象強く、覚えてもらえやすくなります。
更に市場にない新製品は、いち早く情報が拡散され、一気に認知度が拡大する可能性が高いです。そうなると事実上その製品だけでも市場から守られることになります。類似品がすぐに出ますからね・・・。
長くなるから、続きは次回へ。
これも大切。商標の3大機能を知ろう!!
前回の続きを書く前に、
知財財産アドバイザーO様よりアドバイスを頂きました。(有難うございます!!)
商標には、「3大機能」があるということ。
ということで、
商標の3大機能とは?
※右の画像をクリックすると拡大します。
1、出所表示
2、品質保証
3、広告宣伝
参考ページ 中小企業経営者のための商標マニュアル
⑤企業や製品の認知度を高め、一目で他社と区別できるから(ロゴ等)
(※商標の3大機能・・・「出所表示」)
一目で他社と区別できるってとても重要なこと。例えば、「車」は多くの女性は分からない。←管理人も苦手。
しかし走行している素敵な車をみると、おぉ、この車カッコいいなぁ!!と思う。
その時、ほんの一瞬チラッとロゴやエンブレムを見る。そうすると、トヨタなのか、日産なのか、HONDAなのか、ダイハツなのか、ベンツなのか・・・。僅かな時間で瞬間的に判別できる。車種まで分かる。
なぜ分かるかというと、ロゴや製品名がちゃんとあるから。しかも車は、周知されている。これがメリット。
そうなると、頭の中は想像力でいっぱいになる。あの車で広大な海岸沿いを走行してみたいなぁ!と感じる。これってとても重要で、購買意欲に繋がります。
⑥様々な面での信用力が増すから
(※商標の3大機能・・・「品質保証」)
信用力は、実感が湧きにくいかもしれないけどショッピングをイメージすると分かりやすいと思う。特にネットショッピングでは、不良品や偽物も少なくない。その時、どこのメーカーが製造したものかは必ずチェックすると思う。
なぜかって、「安心」を買いたいから。購入してすぐ壊れたなんて、「安物買いの銭失い」になる。無駄なお金を使ってしまう。管理人は、ケーブル一本でも無名なところは購入しないです。その理由はケーブルからの出火は避けたいし、信用力やブランド力のある会社は必ず多くの実験や検査を行っている。その検査に合格した商品が販売されている。信用力というのは、そういう長年の積み重ねの結果だと思う。商標やロゴというのは、そういう目に見えない信用力を背負っているということに気が付きます。
⑦企業や製品をブランド化させ、付加価値を高めるから
(※商標の3大機能・・・「広告宣伝」)
企業名や製品名はその業界における自らの存在をPRするもの。広告宣伝により多くの人に印象付けられ、社会的に周知される。そして周知されることでその存在価値は認められ、同時に社会的役割も負っていくことになる。
例えば、「トヨタは新しいエンジンを開発し、未来の車を作ることに挑戦し社会を牽引している!」って多くの人が感じている。つまり社会的役割を負っていることを意味する。このことがブランド化に繋がり、付加価値を高める。だからこそファンが多くなり、価格に関係なく購入する人も多い。その結果、熾烈な価格競争に強くなる要因になり、高品質や信頼のイメージを作り上げることができる。
そのほか、今勉強中ですが、会社名(ロゴ)と製品名(ロゴ)ではブランディングするにあたり考え方や戦略が違うことも分かった。ここについては、すご~く難しいので追々書いていければと思います。
⑧ 企業や製品が成長すれば、関わっている人々も切磋琢磨し成長するから
①~⑦の結果、企業や製品が成長すると市場からの評価や信用力が高まります。そして、その価値を損なわないよう研究や開発はより進化し、関わってくる人は知恵を絞り切磋琢磨しながら技術を高めていきます。その努力は惜しみません。この過程を経験することで、企業や製品だけでなく関わってくる人も同時に成長していくのです。
⑨やむを得ず事業売却になっても、その価値はある程度守られるから
やむを得ず企業や事業が存続しなくなることも少なくない中、ネームバリューがある企業や製品名は別の企業に合併や譲渡されやすいです。またその価値は一定の評価を受け、その後も企業名や製品名が引き継がれることも少なくありません。この場合、資産価値として市場で大きな評価される場合もあります。例えばファッションブランドのルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオール、ティファニーは合併や買収され親会社のLVMHの傘下にありますが、その後もブランド名はそのまま継続されています。このように親しまれているブランドは、市場から簡単に存在が消えることはありません。
このように、「商標権」はとても重要性が高く、同時に将来の可能性があります。
こうやって整理し纏めてみると、ネーミングには多くの価値が含まれていることが分かりました!!
話題のChatGPTを使ってみた。
ChatDPTや他のAIを使ってみた!!
正直、驚きを隠せない・・・。
こ、これは、時代が変わる。
そして、長年培ってきた人間の倫理観も変わる。
教育から全てが一変する。
話題のChatGPTやMidjourney(ミッドジャーニー)の正直な印象だった。
AIを使いこなせるかどうかで、今後の人生や人生観が大きく変わり、2極化の格差が更に広がることが予想される。
同時に、使いこなせたら自分の作業効率が上がることも予想できた。
あと、中毒になるぐらい利用する人も出てくると思う。
とりあえず、AIに興味津々だったので、どうせならと思いAIの事を聞いてみました。
下記は会話のやり取りです。
(管理人)
Q. ChatGPTとは何ですか?
(AI)
ChatGPTは、OpenAIによってトレーニングされた大規模な自然言語処理モデルの一種です。ChatGPTは、大量のテキストデータを学習して、自然言語理解、文書生成、文章の要約、翻訳などのタスクを実行することができます。ChatGPTは、人間との対話にも使用され、自然な言葉での応答を生成することができます。ChatGPTは、オープンソースのライブラリとして公開されており、研究者や開発者が利用してさまざまなアプリケーションやサービスを開発することができます。
(管理人)
Q. AIには人格があると思いますか?
(AI)
人格とは、個人的な特徴や行動パターン、認知的能力など、複数の要素から構成されるものです。AIについて言えば、人工的に作られたシステムであるため、個人的な特徴や感情、自己意識などを持っているとは考えられません。したがって、AIに人格があると言うことはできません。
ただし、最近のAI技術は、人間の行動パターンや認知プロセスを学習して、自己学習や意思決定を行うことができるようになっています。また、音声や画像の認識、自然言語処理などの分野でも高度な精度を持つようになっています。これらの技術を応用したAIシステムは、人間による行動のように見えることがありますが、それでもAIはプログラムされた処理に過ぎず、人格を持っているわけではありません。
つまり、AIは現在の技術水準では人格を持っているとは言えませんが、今後の技術の進歩によって、AIに人格が与えられる可能性もあります。しかし、それが実現した場合には、AIに対してどのような権利や責任が課せられるべきかという問題も生じることになるため、社会的な議論が必要になるでしょう。
(管理人)
Q. 今の質問は、回答が難しかったですか?(※回答スピードが極端に遅くなったため)
(AI)
この質問に対する回答は、科学的な知見や技術の現状、哲学的な問題などに関連して多面的な見解が存在するため、一概に難しいと言うことはできます。私は人工知能に関する質問について訓練されており、できる限り正確かつ明確な回答を提供するように努めていますが、現時点でのAIの発展においては未解決の問題や課題も多く存在しているため、答えが完全には得られない場合もあります。ただし、私はあくまでも機械学習に基づくアルゴリズムによって動作しており、常に客観的な視点を持ち、多様な情報源や意見を総合的に判断するようにプログラムされています。
(管理人)
Q. AIについて質問されたとき、回答してはいけないというプログラムもあるのですね。
(AI)
私は、与えられた質問に対して可能な限り正確で適切な回答を提供するように設計されたAIです。ただし、私は人間と同様に、倫理的な問題や機密情報など、回答してはいけないと判断された場合には回答を控えることもあります。例えば、個人情報や企業の内部情報など、秘密にされている情報については、回答しないようにプログラムされています。また、不適切な言葉や内容に関する質問については、適切な回答を提供しないようにプログラムされています。ただし、私が提供する回答は、常に利用者の判断によって慎重に検討される必要があります。
(管理人)
Q. ここの会話も全部チェックされていて、不適切と判断されることもあるのですか?
(AI)
私は、利用者との会話においても、同様に倫理的な観点や法的な問題、機密情報などを考慮し、適切な回答を提供するようにプログラムされています。不適切な内容に関する会話については、適切な対処が行われるように、セキュリティやプライバシー保護などの観点から監視される場合があります。ただし、私が提供する回答は、プログラムされたアルゴリズムに基づいたものであり、完全に正確かつ適切なものとは限りません。利用者自身の判断により、提供された情報を適切に検討し、利用するようにお願いいたします。
何かの参考になれば幸いです。
とういうことで、皆様お試しあれ~~。
AIがイラストを描いてくれるMidjourney(ミッドジャーニー)
管理人は、仕事上イラストや画像をよく使う。
だけど、著作権フリーの有料画像は費用として結構お金が掛かる。
だから無料で思い通りの絵をAIが描いてくれたら、すごい楽になる!!
こんなことを思いながら、AIがイラストを描くMidjourney(ミッドジャーニー)を使ってみた。
下記は、
AIに「背景が宇宙で、人工衛星を描いて!」と頼んでみたら・・。
1分程で、描いてくれた。
早~~い。
まぁ、何となく雰囲気が出ている。。
人工衛星っぽい。。
じゃあ、「光学レンズの凸レンズを描いて!」と頼んでみる。
う~ん。(>_<)
これは、駄目じゃ~~。
ということで、
AIを使いこなすには、それなりのテクニックが必要だということが分かった。
自分の思い描く絵にするには、まだまだ時間が掛かりそう。。
でも、人間にはない発想で描いてくれるのは面白~い。
そして有料版にすれば商用もOK。とても有難い。
これは、ハマるわ。(*^-^*)
練習してみよ~~。
シンプルな製品では、日本製は敵わないのかな・・・?
ここ最近、話題になった内容。
中国製と日本製の違いについて。
なぜ日本製は、機能が多い製品をつくるのか?
この答えが正しいかどうかはわからないけれど、1つ感じだことがある。
中国製は、安くてシンプル。機能もこれしか出来ない!といって限定する。
対して、日本は色々な機能をつけたがる。多機能製品がいっぱい。
この差は何なのか・・?
これについて、考えて見たところ、
全く同じものを製造しても、原価や製造コストの面で日本は中国製には敵わない。
だから、日本製はシンプルな機能は作りたがらない。なぜかって、同じものでも価格面で負けると分かっているから。
その結果、シンプルなものにあれやこれやと色々機能を付ける。もしくはアフターフォロー等のサービスを強化する。
そしてこれらが製品の付加価値としてブランド力を強化し、販売価格をより高く設定できる。
つまりブランド力は、他社との価格競争に勝つ秘訣なのである
でもこんな機能いらない、シンプルなものが欲しいというお客様も意外と多い。
携帯だって、電話機能だけで十分という人も本当は沢山いるんじゃないかな?
熾烈な価格競争の中、日本製はシンプルな機能や構造の製品は他国製より敵わない・・・。
ちょっと残念だけど、これが現実なんだよね・・・。(>_<)
専門技術を簡単に説明できる「翻訳家」の人が増えればいいなぁ
モノづくりの世界って、それぞれの専門分野の技術力や知識力を結集させ製品として作られている。
だけど時にその技術が専門過ぎて難しい。1回で理解できない。
ゆえに本当に必要とされる企業に伝わらない、理解されないことも多々ある。
これがもったいないなぁとよく感じる。
生産性向上や新機能・技術向上が図れるのに、情報を知らないまま終わってしまうことがよくある!!
そこで重要な専門技術を本当に必要としているところに届ける役目の人が増えればいいなぁと強く感じる。
つまり、モノづくりの世界の「翻訳家」のような人!
専門家・専門分野の方が言っている技術や知識を分かりやすく他人に伝える役目の人!
今日は、社長とそんな話をしていました。
この翻訳のような役目が出来る人は意外と少ない。本来各社の営業がその役目を担うのですが、合理的な営業方法や、また営業と技術の乖離により上手に伝えてられていないと感じる。HPには製品情報として最低限の特徴や構成・仕様を掲載していますが、意外とそれ以上に大切なことを伝えられていないことも多い。
例えば、設計者の考え方とかこだわったところとか想いとか。
設計者は、ものづくりには欠かせない人たち。どんな製品でも必ず設計図は存在する。
また製品には設計者の想像力や知識、技術力が結集しており、設計次第で将来が決まると言っても過言ではない。
それほど重要な存在の人達。そしてその専門性の知識量は半端ない。素材知識から製造知識、そしてエンドユーザーがどのように使用するか、その想像力と知識幅は多岐の渡る。だからこそ、どういう素材をどのような理由で採用しているのか、何が新しい技術でどのような意図で設計しているのか?などなど知る必要がある。これらを理解した上で製品の特長を打ち出すと、その説明力はより深みを増し説得へと変わり共感や理解が得られやすい。
管理人は、製品はどういう人が設計しどういう技術者によって製造されたかによってその後の改良や進化度合が変わってくることを学んだ。つまり彼ら達の実力次第によって進化度合いが変わる。そして改良や進化はその製品寿命を延ばし、企業ブランド構築へと変わっていく。また良い設計者や技術者に恵まれれば、結果的に使いやすくトラブルは少ない。それは豊富な経験値と予想される問題点やエラーに対して万全な体制で臨むという姿勢が違うから。
当然のことながら、専門分野ゆえ設計者や技術者が意識している内容って、理解するのが本当に難しい。
難しいから「わかんな~い!!」で済ましても良いのだけど、意外とその中に本人たちも気が付かない重要なPRポイントが隠されていることが多々ある。←経験上本当によく感じる。
何度か質問して「ここってとても大切な技術じゃん!!早く言ってよ~~!!」て気づく。
直接質問しないと回答が得られないことも多い。そして質問するからには、質問者のレベルも求められる。あまりにもとんちんかんな質問をすると答えてもらえないかもしれない。相手にされないかも・・( ;∀;)
ということで、
ものづくりには、専門技術を簡単に説明できる「翻訳家」の人が増えればいいなぁと思いました。
勘や想像力にあるものは、経験・知識・技術の「総合力」なんだ
スゲ~~って思った。感動!!
ある人は、完成した加工品の傷を見ただけで加工装置の不具合の原因を追究した。すごいのが、加工装置のどの部分が消耗しているのかが具体的に特定できること。よってそこのメンテナンスをアドバイスしていた。
だけど、たった一つの加工傷だけなのに・・・。
その傷の特徴、深さ、場所・・・。
それだけで、加工装置側の不具合の箇所を具体的にわかる??
ある意味、ものづくりのお医者さんなんだと思った。
どうして出来るのか?とついつい考えてしまう。
原因追及って、起こった現象からしか読み取るしかない。
でもたった1つの傷。ヒントはそれだけ。
ある意味で勘と想像力の世界なんだと思う。
だけど今回のことで、勘と想像力には数々の経験値と多くの知識や技術が頭の中に入っていることを証明した気がした。だから頭の中で、今回なら生産工程から加工装置の動きとその加工物の完成までの流れが色んな角度からイメージ出来ているんだと思う。しかもそのイメージ力は静止画でなく動画なんだと思った。
結局は、勘や想像力にあるものは経験・知識・技術の「総合力」なんだと思った。
今回は、具体的には書けないけれど
何かを極めるひとって、本当にすごいなあと思った。
たった1つの現象から、沢山のことを読み解く力が半端ない。
そんなことを体験させて戴きました。
私もそんな人になれたら良いなぁと思いました。
頑張る女性人たちへ!
こんなこと書いちゃって良いかな?なんて思うけど、書いちゃお~。(*^▽^*)
管理人の属する業界は、特に女性が少ない。
9割以上が男性で、しかもみんな理系。専門過ぎて、正直素人の管理人には難しすぎる。
それでも、何とかこのHPで記事を書いている。
それは、なぜか?
素直に「分からない!」「教えてください!!」と、男性陣に聞きまくるから。
そしてメモを取りまくる。1度聞いても分からない。分かるわけがな~い!!
でも、一生懸命は必ず伝わるから何度でも教えてもらえる。
だから「分からない!!」は武器だと思った。
男性同士は、知識、情報、技術で意見交換したり競い合ったりしている。
そして、社会はそれぞれの知恵で勝負している世界。
だから男性同士の「分からない!!」は相手にされないことも多い。
でも、女性が少ない業界は特に親切に教えてくれる。
女性が業界に入ってくるのを大歓迎だから。
最近、頑張る女性達に会う機会がちょっとずつ増えてきた。
だから何かの参考になれば良いと思った。
社会へ一歩踏み出すのに躊躇している女性たちもまだまだ多い。
特に専門知識や技術を多く必要とする業界は、男性の割合が多い。
正直、ものづくりの世界はまだまだ男性社会だと思う。←これが現実。
だ・け・ど、
「分からない」は決して、怖いことではない。
武器になりますよ~~!!
管理人だってゼロからこのHPも書いていますから~~!!
頑張る女性人たちへ
ファイトー!!(≧▽≦)
※このHPのトップ画像が女性であるのは、
女性人たちへの応援メッセージを込めています。
ものづくりで学んだこと