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「2xとx²」から分かった知識と感性
最近ものづくりの勉強すると図形知識の必要性を感じ始めてきた。
ということは、
「幾何学の勉強って必要かも・・・、そうなると苦手な数学の勉強をしなくてはいけないのか・・?」
「嫌だ~~~!!無理無理~~」(>_<)
そんなことを、数か月思い続けていました。
ある日の朝、自分の心の中に浮かんできました。
「大切なのは、知識を入れる(勉強する)ことではない。感性を磨くことだ。感性を磨くことで知識がより深まる。同じ文章や現象を見ても、人によって感じる事、理解することが変わるからだ。」
実はこの前日、算数の「2xとx²の違い」を自分で考えていた。幾何学の必要性を感じていたから。
そして何気なく図形をみていたら、この意味が理解できた。
2xというのは、xの直線が2本あるということ。これは半径が2本でつまり円の直径を意味する。
x²は、正方形の面積を意味するんだ。
ここで生まれて初めて、「2xとx²」の数式が頭の中で図形に変わった瞬間だった。
うわ~、すごいびっくりした。
普通の人は「2xとx²」の文字を見ただけで図形なんて浮かばない。(数学の得意な人は別)
私も勉強しようと思わなければ無縁な公式。
これが、「感性を磨くことでより知識を深める」ということなんだと分かった。
ここから妄想爆発。(笑)
え?数学者は数式を見ただけで、頭で図形を立体的に想像しているの・・・?
ということは、空間認識に優れ目の前の空間を幾何学的に認識し、なおかつ数式が空間で浮かんでいるのかな・・・?またアインシュタインの「e=mc2」みたいに自然法則を単純な数式で発見することが、数学者や物理学者の醍醐味なのかな・・・?未発見の自然方程式がロマンなのかな?
こんなことを感じました。
話は戻して、心に浮かんだ言葉の続きで
「感性を磨くには、感動したり辛い思いをしたり失敗や成功など『心の感動』という心の幅を広げる事」
「心の感動が、人としての幅を広げる」
こうした「心の感動」が本などの知識の文字からその奥にあるものを更に感じ取ることができる。
ふと浮かんできたことなのですが、大事なことなので書きました。
とはいえ、数学の勉強は横に置いておこう。(*^▽^*)
市場規模や利益が小さい時期は大手は参入してこない。
市場開拓は、本当に大変だ。
だけど、市場規模が小さいときは中小企業にもチャンスがある。
それは、なぜか?
大手企業は、簡単には「動かない」からである。
正確には、「動けない」からである。
これは「市場規模が小さい」ということが大前提である。
(※成熟した大きな市場規模では当てはまらない。)
大手企業の基本的な動きとして、利益が小さいものには営業を積極的に行いません。
これはどこの企業にも割と当てはまること。上司が許可しない。
そして、リスクは取りたがらない。
市場自体がどうなるか分からないものには積極的に投資は行いません。確実性を見ています。
市場が小さくてもその背景の成り立ちや人脈(例えば政府関係)がしっかりしたものなら投資しますが、そうでなければ余程でない限り積極的ではないと思います。
実は、ここに中小企業のチャンスがある。
この未熟な市場時に、開発と地道な営業活動することで市場をシェアすることが出来る。
そしてこの大事な期間に製品技術をレベルアップさせることがとても重要。
このことは、会社の知名度アップにつながり人脈も構築できます。
しかしある程度市場が成長してくると、市場に将来性があると大手企業は参入してくる。
この時点でシェア出来た中小企業は「圧倒的な製品力や技術力があるか」がとても重要。
大手企業が参入してすぐに開発できるものは、すぐにシャアが奪われる。
だからそうなる前にある程度「完成された製品」に仕上げなければいけない。
大手企業は資金や技術力が豊富。1~2年で開発できるものではすぐに追いつかれてしまいます。
だけど大手でも3年以上掛かる技術は、開発に躊躇したり途中で断念する可能性がある。
資金力があるとはいえ開発費と期間が有限なので、「買ってきた方が早い」という判断を下す場合がある。
弊社も、まだまだ市場開拓真っ最中。そして同時に学んでいる最中。
だからこそ中小企業の利点と大手企業の弱点が見えてくる。
大手企業の盲点を活かし、開拓するぞぉ~~!!(*^▽^*)
今日の記事もちょっと重要。
だからメモとして書き残しながら顧みて、目標へ向かって前進しま~す。。
生産現場が設計者に求めていること
先日ある方から設計と生産現場について大事なお話が聞けました。メモメモ。
この方は生産現場にいる方で、以前は設計部門と対立していたそうです。
生産現場では不良品を減らす努力するため、あらゆる観点からその原因を探る。
例えば
①装置本体に原因があるのか?
②治具に原因があるのか?
③温度や振動など環境が悪いのか?
④金型が悪いのか?
などなど・・・追求しだしたら切りがない世界だ。
設計部門では「規格」を設定し、「良品」「不良品」の基準を明確にしている。
例えば、規格に対して10ミクロン以内だったら「良品」、以上だったら「不良品」となる。
不良品の場合、必ず複数の原因が複雑に絡み合っている場合が多い。
設計者はある程度「誤差」を考えて規格設定するのですが、
この方曰く、この「誤差の原因」(上記の①~④など)を理解せずに設計しているという。
設計者はもちろん設計ソフトを使っているので基本の誤差要因は考慮しています。
しかし、実際は設計ソフトにない誤差が現場では起こるのです。
そこを見て欲しいというのが、設計者への「生産現場の声」なのです。
だからこそ設計者並みの知識ある生産現場では
「現物を触っていないで設計する人に言われたくない」という気持ちが働き、生産部門と設計部門が対立しやすくなる。本当にリアルなお話と思いました。
私も開発の大変さを見てきたからこそ、不良品は複数の要因が複雑に絡み合っているのが理解できた。
だから設計者は現場経験が必要なんだと強く感じました。
またこの方は面白いことを言っていました。
現場の作業員にとっては、本音は高精度に測れない方が有難いと思う人は多いという。
なぜなら、測定項目増加による作業負担が大きくなるのと、高精度測定は自分たちの「加工のいい加減さ」
が丸見えになるから・・・と。つまり、あいまいな部分が表面化することで、自分たちの首を絞めることになるという。しかし同時に「加工の見える化」が進むことで加工技術の実力値を認識し、結果的に加工技術向上に繋がることも事実と仰っていました。
なるほど。確かに「高精度」は、現場の負担が増えることになると思う。だけど技術向上に繋がる。
現場の声は、気づかないことを教えてくれます。
お勉強になりました。
カタログに「想い」を込める秘訣とは?
管理人はたまに製品カタログをつくることがあります。
デザイナー出身ではないけれど、何度も制作していると分かったことがあります。
それはカタログ制作は、製品開発者の代弁者であるということ。
どういうことかというと、人を惹きつけるカタログにするには「想い」を込めることが大切です。
その「想い」が誰かに伝わったときに、人は共感し、商品を見てくれるきっかけが生まれる。
共感は写真であったり言葉であったり、とにかくカタログから何か滲み出る。
そしてその「想い」が一番強いのが、製品開発者本人である。情熱をもって開発しているから。
だから制作依頼があったときは出来る限り開発者に質問しまくります。(*^▽^*)
拘ったところ、苦労したところ、見て欲しいところ・・・開発者はとにかく情熱でいっぱい!!本当に。
またその会話から出てきた「言葉」はとても大切。言葉に力があるので、出てきたキーワードはなるべくキャッチフレーズに採用するようにしています。このキーワードが「共感」のもと。見逃してはいけない。
カタログは開発者の「想い」を主役にし、脇役でクリエーターが表現技術で演出を行う。
このとき、クリエーターの「想い」も同時にのせることもポイントなのです。
こうすることによって、
カタログには開発者の「想い」がのり、多くの人に伝わり易くなります。
同時に、開発者の心にも響きます。
「僕の気持ちを分かってくれた!」と。
そうなると、開発者はもっと心を開いてくれて色々教えてくださいます。
カタログ制作のコツは、「開発者の代弁者」。
この意識は、結果的にいろんな事を教えてもらえますよぉ。
信用力のない中小企業が力をつけていくには?
残念ながら中小企業は「信用力」がありません。
弊社なんて、とてもとても小さい会社(>_<)
すべてがゼロから始まった。むしろ、スタートはマイナスだった気がします。
とにかく自分で開拓していかないと何も掴めない状況でした。
世間では、ベンチャー企業やスタートアップ企業など起業する方が少しずつ増えています。
良い傾向にも感じるし政府も政策強化していくようですが、それでも経営する上で多くの困難に直面すると思います。創業資金が潤沢にあっても、最初の1~2年で事業が立ち上がらなければ3年目できつい状態になります。
とにかく中小企業は「信用力」がありません。
このことが、会社を経営していく上で不利に働くことも沢山ある。( ;∀;)
具体的な一例をあげると、
①「融資」の審査が通らない
②事業拡大しにくい
③大手企業との取引が難しい
④認知度が低い
もちろん自治体等が支援してくださるのですが、全てカバーできるものではありません。
まず設立年数が浅いというだけで世間からの目は厳しいし、資本金等で会社規模を見られます。
会社の種類も結構重要。「個人事業主」「合同会社」は日本では不利に働くことも多い。
よく巷の本で「起業は個人事業主か株式会社のどちらが良いか?」という内容がありますが、事業を拡大するなら「株式会社」にした方が良いです。たしかに本に書かれているように目先の費用が多いですが、将来を見据えているなら株式会社の方が良いと思います。このことは、事業や取引会社の幅を広げやすいのと、銀行の融資や資金調達に影響してきます。
さて、ここからが本題。
信用力のない中小企業が取引先を増やすにはどうしたら良いか?
認知度を上げるために、ユーチューブ等の広告も一つの方法ではあると思います。
しかし会社の事業内容や規模を気にする会社には通用しないこともあります。
そういう場合は、信用力のある会社と組むこと。ここには運とご縁も関係するかもしれません。
信用力のない会社でも、信用力のある仲間や企業と協業すると信用して頂けます。
そうすると大手企業と取引することも可能であり、更に銀行は大手企業からの注文書があると「信用力」が増し、融資は受けやすくなります。こうしたことがプラスのスパイラルの流れを作ります。
お恥ずかしい話ですが、ゼロからスタートした会社だからこそ伝えられる体験談です。(笑)
弊社は仲間の会社とのご縁があって経営できております。
皆様に感謝しながら、今日もがんばろ~~~っと!!
これから起業する方のヒントになれば幸いです。
融資や助成金申請に必要な書類の一つ
実はびっくり。
「法人税の納付」が意外と重要だった。
資金調達や事業拡大する上で必要なのが、「融資」と「助成金」の活用。
この時、銀行や自治体からは決算書や事業計画を提出を求められるのは分かるけれど、
もう一つ求められるのが「法人税の納付書」なのです。※必ずではないけれど。
ちゃんと「法人税」を期限内に納めているのか・・・・。
これもチェックされる項目の一つです。
20歳ぐらいのころ、ある雑誌で「金運をよくするには?」の内容で
・お金を大切にする
・掃除する
・アクセサリーをつける
・延滞しない(携帯など)
・税金の支払い
この中に、「税金の支払い」が入っていて???だったのです。
当時は若かったからこの意味も理解できませんでした。現在はこの大切さが分かります。
税金を払わないと、チャンスを掴めない。こういうことだったのね・・・・。(+_+)
あと若い方にあるかもしれないですが、スマホ料金の支払いの延滞もお気をつけくださいね。記録が残っているので、いざという時の審査が下りないということもありますから。
では、「いざという時」とはどういう時か?
若者だったら「部屋を借りるときの審査」「クレジットカード申請」、会社だったら「事業拡大するときの資金調達」など、人生や会社にとって重要な転換期の時。この転換期が将来を決めることだってある。
このチャンスを掴めるかどうかが「税金の納付」に掛かっていることがあるということを頭の片隅に入れておいてくださいね。
「税金の納付」
必要な時に、大事な時に「審査が通らない」要因の一つにならないように。
更に通帳の提出も求められることもありますのでお気を付けくださいね。
あと、余談ですが税務署は通帳を見ていますよ・・・。
そのことを前提に考えてくださいね。
意外と大事なことですから・・・。
理想は、「節約」と「投資」のバランスが大切
「節約」と「投資※」は実は両方とも難しいと思う。
理想は、この両極のバランスを取りながら同時進行が望ましいと感じます。
また人生サイクルによっては「節約重視」時期があったり、「投資重視」時期があったりもする。
これらの両方経験した上で管理人の個人的な意見ですが、「投資」の方がやや難しさを感じました。ここでは「節約と投資」から感じたことを書きたいと思いました。
※要注意
ここでの「投資」は有価証券等の金融資産への投資を意味するのではなく、自己投資や開発を含め資産から新価値を生み出し人生や社会を豊かにしていくという意味の「投資」である。
管理人は、兄弟多く複雑な家庭環境で長年「節約重視」の環境で育ち、「投資」に関しては開発のため自己資金投入。現在も「節約」と「投資」の両方を勉強している最中です。
こうした経験から、「節約と投資」は「守りと攻めの関係」と似ていると感じるようになりました。
さて、なぜ「投資」の方が難しく感じるのか?
①結果がすぐに見えないから
②未来への期待、想像性(創造性)が必要だから
③投資する段階で、将来性、先見性や努力、感性が必要だから
④一歩を踏み出す挑戦や勇気、覚悟が必要だから
⑤リスクがあるから
⑥投資をする際、まとまった資金が必要だから
⑦理解者が少ないから
ただし決して「節約」の方が簡単と言っているわけではない。
節約の大変さは、長期間の金欠による苦しさと不安である。その結果、家庭崩壊や体調悪化もあり得るし、努力しても簡単には収入が上がらない。苦しい期間が長ければ長いほど精神的にも追い込まれる。またSNS時代は他人とも比較してしまい、気軽に旅行出来る人が羨ましく感じる。惨めにもなるし、悲しくもなる。人に相談することも躊躇する。
「節約」の心境を理解した上で、実際に長年「節約」して感じたことは
①節約の方が努力次第で見える結果がすぐに出やすい。
②やりくり上手にはなるが、ある意味では視野が狭くなる
③節約は「安全志向」を生む
④100円ショップ等利用すれば、大抵のものが賄える
⑤見えない価値や創造性を見出しにくい思考パターンになる
⑥家族や従業員等の協力を得やすい
⑦見えない将来への勇気、覚悟を持ちにくい
⑧節約しても限界があるということ
ぐだぐだ書いてしまいましたが、
簡単に言えば、「節約」は自分の限界の殻を作り、「投資」は殻を破り可能性を広げる。
別の言い方をすれば「節約」は安全志向で、「投資」はチャレンジ志向に感じる。
ここの続きのお話は次回にしますが、「投資」を経験したからこそ初めて「節約」の盲点を発見できました。
「節約」のみの思考パターンは、ある意味では自己暗示に近い視野の狭さを作ってしまう。このことを今回は書きたいと思いました。この節約思考パターンだけでは、未来を切り開けないし自分の可能性を潰してしまう。
ということで、続きは次回へ。
「節約」は成功体験となり安全志向を生む
前回少し書きましたが、
管理人には「節約」は安全志向で、「投資※」はチャレンジ志向に感じます。
あくまでも個人的な意見ですので、参考程度に思ってくださいね。
※要注意
ここでの「投資」は有価証券等の金融資産への投資を意味するのではなく、自己投資や開発を含め資産から新価値を生み出し人生や社会を豊かにしていくという意味の「投資」である。
なぜ「節約」は安全志向に感じるのか?
それは、自分にとって一種の成功体験の一つだからと思いました。
「節約」は、努力し続けると目に見える形で成果が得られ達成した時は自分にとっての最高の喜びとなる。
「やったぁ!!こんなに節約できたぁ!!」「また、同じ方法で節約しよ~!」と思う。
その結果、「節約」の思考パターンが日課となってしまい長期化する。また常に与えられた範囲で何とかしようとする癖がついてしまう。これが自分の見えない壁を作る。そうすると予算を超えるものは否応なしに除外され、選択肢から外され視界から見えなくなる。高いというだけで排除され、なぜ高いのか?これを買ったらどうなるのか?を考えなくなる。
この思考の癖は長期間であるほど無意識に行われ、自分でも気づかないうちに選択肢を狭める。やりくりしか考えなくなる。このことが危険と感じた。もっと違う自分があるのに、その可能性を潰してしまう・・・。
具体的には
他の店も有るにもかかわらず、最初から100円均一で揃えようとしてしまう。
安く品質が良いから、全てユニクロで揃えようとしてしまう。
※100均やユニクロを否定している訳ではなく、全て揃っている店で購入しようという癖が選択肢を狭め、考える力が低下することを伝えたい。
他の例えでは、手帳に書くペンが欲しいとする。使い分けしたいから3色ペンが欲しい。
以前の私は、ペンだから安い物で良い。すぐに無くしちゃうし・・・。
だから100均で①3色ペンを購入するか、②赤、青、黒を別々で購入するか・・・。これだけしか考えなかった。←自分の壁
最近は、100均も見るけれど、文房具専門店で色々試してみる。ペンとはいえ、毎日使うもの。使いやすさ、持ち運び、効率、品質、価格を考慮し、メモが最大限に効果が出るものにしたい。←ここのイメージが自分で自分の未来を想像している。
その結果、高いけれど1本1000円の4色+シャープペンになった。今は使いやすくて作業が捗ります。
おまけに高いからこそ「無くさないぞ~」という気持ちも生まれ、紛失しない工夫も施す。
このお蔭もありメモの量が大幅に増え、このHPにも役立っています。←これが壁を越えた新しい可能性
つまり、長期間の「節約」は自分に見えない壁を作る。
実際は壁の外にも別世界があり、喜びや転機、可能性、感動が起こるにも関わらず予算を超えると自動シャッターのように下ろしてしまう。また成果がすぐに現れ、「節約は良い事」として美化し成功体験となる。こうなると自分の壁を越えられなくなる。このことが、管理人が感じる「節約は安全志向」と思う根拠です。
もう一つ気づいたことは、「節約」は「投資」が実践出来て、初めて価値が最大限になる。ここもポイント。
次回は、「投資」のところをもう少し書きたいと思います。
新たな自分を確立し、過去の自分を解放する
前回は「節約」についてでしたが、今日は「投資」について書きたいな~って思いました。
「節約」は安全志向で、「投資※」はチャレンジ志向。
※要注意
ここでの「投資」は有価証券等の金融資産への投資を意味するのではなく、自己投資や開発を含め資産から新価値を生み出し人生や社会を豊かにしていくという意味の「投資」である。
なぜ「節約」より「投資」の方が難しく感じるのか?
基本的に「未来への挑戦」であり「自分へのチャレンジ」だから。
しかも節約から投資へ変えるということは、行動が逆になり力のベクトルを変えなければいけない。
まずここで自分の壁を突破するという大きな力が必要。だから大変。
あとは、成果がすぐには見えない。努力し続けなければいけない。この間は不安や恐怖もある。
また「勇気」「覚悟」「継続」が求められる。これは結構重要で成功する秘訣の一つだと思う。
人は「楽をしたいし安定を求める」と思う。今のままで何とかなるなら、あえて難しいことをしなくても良いと思う。「節約」ってこの思考を助長させちゃう。
つまり「投資」は将来の自分に期待をし、今の自分を超えようとする行動になる。
努力は必要だけど、結果的に現在の自分と違った自分の思考、生活、行動が生まれる。
また予測不能なことがおこる。だから難しい!!
このことが更に幅を広げる。結果論なんですけどね。
私の投資は、営業強化や製品PRするためのクリエーターの習得だった。
全てがゼロからだったし、最初はそれなりの自己投資金額が必要だった。
クリエーター仕事はまずPC本体にお金かかるし、当時はサブスクというものが無いからソフト代が高い。ソフト代だけで1本10万以上もあり様々なソフトが必要だったからきつかった。また操作が大変なので泣きながら独学で勉強したのも覚えている。不得意分野だったから余計泣いた(>_<)
でもね、数年経ってコツコツした努力は報われ大きな運と縁に恵まれ新たな自分を開拓できた。
そして仕事が来るようになった。結果、自己資金は回収できた。
それに、もしこの「自己投資」がなかったら、このHPすらも存在しなかったと思う。
ということで、まとめ。
両方実践して気が付いたことは、
「節約」で資金という力を溜め「投資」で未来と自分への挑戦をするということ。また「勇気」と「努力」が求められ同時にその力が養われる。あ!「忍耐」もだ。
その結果、新しい世界が生まれるということ。
別の言い方をすれば、新たな自分を確立し同時に過去の自分を解放するということなのかもしれない。
もう一つ大事なこと。
一度自己投資の仕方を経験しマスターすれば、お金の使い方は今より上手になりますよ!!
何を節約し、何に投資するべきかが自ずと理解できる。メリハリができる。
これは個人も会社も同じですよぉ。
上手く伝えられたかな・・・?
ま、いっかぁ!!(*^▽^*)
自動化することで起こる変化は?
「人による誤差があるから自動化にしたい」
最近、あちこちで聞くようになった言葉。ほんとうに。
以前も同様記事をどこかで書いた気がするけど、本当に多くの人が口にする。
コロナや人手不足も関係していると思うが、ここ1~2年で増加した。
なぜ、人による誤差が起きるのか?
生産は、加工機や測定機へ「加工物を置く(設置)」ところから始まる。
一番最初の作業である。
だけど担当者が変わると、ここからすでに品質のばらつきが発生するのです。
不良品の原因はこれだけではないけれど、ここは重要なポイントのひとつ。
とにかく生産性を安定させたい。企業は品質と人手不足を安定させたいのです。
少し前までは、企業は生産工程の一部のみ自動化だったけど、近年は全自動でしかも深夜運転を求めている。
人による夜勤を減らし、完全自動化を考えている。
だけど、そう簡単には自動化は出来ない・・・。いや、出来るかな・・・。
正確に言えば全自動化はできるけれど、自動化ロボットを生産できる企業が限られている。
特にアームを使って、人の「手」のようにものを掴み搬送する技術を所有する会社は限られる。
この時求められるのが、手作業よりスピードが速くかつ正確な事。
そうでなければ企業にとって莫大な金額を投じて導入する意味がないから。
そうなると、ここは企業間コラボが起こる部分。
加工・組立・計測などの「生産に関わる基礎技術」がある会社とアームを使って「加工物を置く搬送技術」会社のコラボ。この協業は加速すると思われる。あとソフト会社も必要。ソフトの部分は詳しくないけれど、少なくとも制御以外にハードによるエラー部分(微細なゴミや振動などの環境変化)をソフトで修正するという機能が必要になる。だから今後も重要な要素。
コラボしないで自社で一貫生産する会社は
とにかく「人による測定誤差」をなくす装置を開発すること。
今の時代、求められているのは誰が担当しても同じ答えが出るということ。
ここの対応が出来るかが、今後企業が生き残れるかが決まってくる気がします。
あと、先日ある記事を読みました。
みんなが自動化導入したら、最後は価格競争になると・・・。
確かにそうだ・・・。今後はますます熾烈な競争になるのは目に見えている・・・。
この記事は更に面白い事を言っていました。
いずれ人件費の方が安い時代が来ると。
また機械は生産するけれど、そのあと物を購入するという社会循環はしない。
しかし、人は物を購入するという社会的な意義と循環が行われる。
う~ん。ちょっとショック~~(>_<)
だんだん職人さんが減っていく時代が到来している。
そして以前書いた記事の営業マンのお話が現実となってきた。
「手作業の方が早く、人の作業を給料として考えている経営者は・・・、正直、将来縮小(倒産)していく可能性が高い。」
※詳細はNO64.「手作業」と「自動化」の話題で聞いたお話
想像したくないけれど、
少しだけ近未来の生産現場が見えてきた気がします・・。
ものづくりで学んだこと