ここ数年で強く感じ始めたこと。
「科学」も「精神世界」も同じことを言っている部分がある。
(※この内容はあくまでも個人的な意見なので、科学的な根拠は証明できないことをご了承ください。)
勉強すればするほど、相反する2つの世界が一部融合していることに気が付いた。
このことに気が付いたとき、管理人は強い衝撃を受けた。
たぶん他にも気が付いている人は沢山いると思う。
だけど、「証明」を言われると難しい・・・。
その理由は、
①目に見えないことの証明することの難しさがある。検証するための測るものや測定方法が確立されていないから。
②科学の観点で、量子力学の「不確定性原理」によって難しいから。
③科学重視の人は精神世界を否定し、精神世界の人は科学を否定する傾向があるから。
④仮に証明できたとしても、お互いの世界でそれぞれ利権問題もあり、秩序を壊す可能性があるから簡単には認められない。
「不確定性原理」とは、
原子や電子という量子力学の世界において、
1つの粒子において、「位置」と「運動量」、「時間」と「エネルギー」というように互いに関係があるのに
同時に正確に測定できないというもの。これは、1927年にハイゼンベルクが提唱したもの。
逆説的だけど「位置」と「運動量」は同時に測定できない!という証明は、「二重スリット実験」で今のところ確認されている。
「二重スリット実験」とは、量子力学の実験の一つで、
光の干渉という性質を使い、電子の「粒子」と「波動」という二重の不思議な性質を実証した実験。
この実験は、「1個の電子が二つのスリットを同時に通り抜け、波(波動)として干渉する」という結果になる。
ここで長年にわたい科学者を悩ませているのが、光は「粒子」か「波動」なのかという問題。
現代科学では「両方」という答えになっており、これが「量子力学」がある。
この二重スリットの実験では、実は毎回不思議な結果が起こっている。
それは、電子の動きを観測しようとすると、波としての干渉が起こらない。
しかし、観測しないと決めると、電子は再び波としての干渉を起こす結果になる。
科学者は正直??状態。この実験は現代も続けられているが、毎回不思議な結果になる。
分かっていることは、観測という行為が量子に何かしら影響を与え正確な位置や運動量を測定できないということ。
これが、不確定性原理である。
話は変わるが、
「科学」と「精神世界」の共通なものは、「波動」「エネルギー」「光(電磁波)」「引力」「共鳴」である。
そして同じ「波動」は引き合う性質を持っている。これは物質世界でも精神世界でも同じことがおこる。
共鳴によって「類は友を呼ぶ」現象がおこる。分子は電磁気力や分子間力等で引き合い、精神世界は共感した者同士引き合う。SNSが分かりやすいと思う
量子力学を細かく見ていくと、実は物質は「光」で出来ていることに気が付く。
なるほど!原子内の電子がエネルギーを受け励起し、基底に戻るときに電磁波というエネルギーを放出。
その一部が可視光として、私たちの目に見えている。もちろん見えていない電磁波も放出している。
そして同じ電磁波は、共鳴し合う。
ここまで分かったとき、「科学と精神世界は原理がそっくりじゃん!!」ということに気が付きました。
さらに、違う観点で
「占いはなぜ当たるのか?」という疑問を持つようになりました。
いくつかの本を読んでいると「シンクロニシティ(共時性)」という答えが浮かび、なるほど!っと納得した。
「シンクロニシティ」とは、心理学者であるユングが提唱した概念で「意味のある偶然の一致」を指す。
自分で思ったことがたまたま形に現れるという偶然は誰しも1度は経験しているのではないでしょうか?
偶然の因果関係は証明できないが、占星術研究科鏡リュウジさんの「占いはなぜ当たるのですか?」の著書で、
「ユングの心理学と占星術は似ている」と書いています。
特にユング心理学と占星術の性格分類が似ているそう。(一部は違いもある。)
またユングは、人の潜在意識は個人的無意識と集合的無意識と分類し、人々は集合的無意識の深いところで共有していると考えています。つまり人は奥深いところでみんなと繋がっているということを言っています。個人の無意識は、集合的無意識に影響を与え、この繋がりが「シンクロニシティ」となって、すなわち偶然の一致が起きる。
ここまで勉強すると
「心理学と占星術が似ているということは、科学≒心理学≒精神世界なのでは?」と思うようになりました。
またこのシンクロニシティの現象は、「量子のもつれ」とそっくりでは?と思うようになり、管理人の中では更に科学と精神世界が近づいてきました。
「量子のもつれ」とは、2つの粒子が強い相互関係にある状態であり、「コインの表裏」のように共有する運命共同体のような状態を指します。例えば片方のコインがある瞬間に「表」と決まれば、もう片方は同時に宇宙の端と端で離れていようが「裏」になる現象。この関係は距離は関係なく、決定スピードは光の速さを超えるといい、アインシュタインは、「不気味な遠隔作用」と呼んでいた。ここで重要なのが、「表」という決定をすることです。決定しない限りは表も裏もわからない。ちなみにこの理論を使って開発されているのが、量子コンピューターです。
色々書きましたが、これらの理論が正しいのかどうかは証明できません。
ただ勉強して得たことは、科学と精神世界が重なっている部分があるということに気が付いたことと、さらに「決める」ということの重要性である。「決める」という強い決心と覚悟が個人的無意識から集合的無意識に何かしら影響を与え、物理的にも「量子のもつれ」を起こし離れたもう片方の分子に影響を与える。そしてこれらの作用により「シンクロニシティ」として意味のある偶然を起こす可能性があるということ。また同じ波動は物質的にも精神的にも共鳴し引力が起きるのでより物質化が加速する。
この内容は人に伝えたいというよりは、自分で理解を深め忘れないように書きました。
だって、難しい内容だもん。理解されなくたって当然です。
不思議なもので、自分でも精神世界に傾倒すると科学を否定したくなるし、科学を一生懸命勉強すると精神世界を否定したくなる。この感情は自然に湧き上がるもので、正直このバランスは非常に難しかった。だから片方に寄り過ぎると、敢えて逆の世界の本を読むようにしました。
話は逸れますが、スティーブ・ジョブスが「文系と理系の交差点に立てる人にこそ大きな価値がある。」と残している。
何となくこの意味が分かった。交差点に立てるよう目指そう!!